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【書評】プロの力が身につく Androidプログラミングの教科書
村上福之の誠にデジタルな話
【書評】プロの力が身につく Androidプログラミングの教科書
株式会社クレイジーワークスの代表。家電メーカー系エンジニアでプリンタやSDカード関連の開発に従事。ケータイのアプリやサイト、電子書籍のシステムなどに詳しい。最近、断食にはまる。
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プロの力が身につく Androidプログラミングの教科書 は、540ページ全面カラーのandroidの開発の入門社用の教科書です。ここまで分厚くいカラーの技術書はかなり珍しい。カラーだけあって、異様に図表が多く、世に転がっているandroid本の中ではかなり分かりやすい。サンプルのソースコードも全部githubにあがっていたり、専用のコミュニティページも作られている。実際読むときは、githubのソースコードを落として、逐次読むと分かりやすい。
androidの概念はかなり特殊なので、多くの人がつまずきやすいが、わざわざ概念図を取り入れてくれているので、そのあたりにページを多く割いていて、非常に分かりやすいと思う。540ページもある本ですが、図表やコードが多いので、実際、通して読むだけなら、そんなに時間がかからないと思う。
図表などがカラーでわかりやすく、ざっくり読むだけでも、だいたい頭に入ってくると思う。今までiOSしかやってなくて、androidが食わず嫌いだった人には結構いいと思う。
執筆陣も結構、コミュニティで有名な人が多く、百戦錬磨な方々が書いた入門書だけあって、表現がいちいち秀逸だ。たぶん、かなり苦労したと思われる。
ただ、あえて難癖をつけるなら、あくまで教科書スタイルなので、作りながら体で覚えるタイプの人は、別の本を買って、並行して読んだほうがいいと思う。ただ、その手の作って覚える系の本は抜けが多いので、どっちにしても教科書としてこの本はかなりいいと思う。540ページ全カラーでこの値段は安いと思う。