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すでに今年のバズワードとなったクラウド。このブログの読者の方の中には、クラウドサービスでスケジュールを管理している方も多いでしょう。そのクラウドから提供されているパーソナルスケジューラーとしては Google カレンダーがその最たる例ではないでしょうか。
僕らフィードパスは Google Apps 導入の企業・団体にもグループカレンダーを利用できるようにGoogleカレンダーの機能を拡張し、グループカレンダーとして機能する「feedpath Gadget」(フィードパス・ガジェット)というクラウドサービスの提供を開始しました。今回はその「feedpath Gadget」サービス提供の経緯について紹介します。
日本において、企業で利用しているスケジュール共有というとグループウェアのカレンダーが最初に思い浮かびます。例えば「サイボウズ Office」や僕らフィードパスの提供する「feedpath Calendar」などです。日本のビジネスシーンにおいて、グループカレンダーが定着していまます。
パーソナルスケジューラとグループカレンダー。この2つはスケジュールを管理の意味では全く同じですが、スケジュール共有ではちょっと違ってきます。グループカレンダーは正にその文字のごとく、自分以外のメンバーのスケジュールが確認でき、打ち合わせや出張、時にはDinnerの調整に利用します。
ご存知、米国グーグルの提供する Google Apps はビジネス向けのクラウドサービスであり、メール、カレンダー、ドキュメントなどの機能を中心としたビジネス向けのコミュニケーションスィートです。グーグルはこの Google Apps をグローバル展開しており、その利用企業・団体は世界で2000万を超えています。日本においても多くの企業が導入している企業・団体も多いでしょう。カレンダーには共有機能も有していますが、「グループ(組織)」という考え方ではなく「自分と誰か別の人」という共有概念から設計されているサービスのようです。もちろん米国のビジネスシーンにおいては十分機能をする設計なのでしょう。
僕らフィードパスでは昨年から「feedpath Calendar」というグループカレンダーに特化したサービスを提供しています。また、グループコラボレーションサービスとしてグループウェアでは「サイボウズOffice for SaaS」の中心的な機能としてカレンダーサービスを提供している、いわばクラウドからのカレンダーサービスカンパニーです。
このようにフィードパスはカレンダーサービスというビジネスドメインの中で、今回は Google カレンダーをグループカレンダーとして利用してもらおうという狙いです。「feedath Gadget」はフリーミアムな価格スタイルを採用し、今回提供するグループカレンダー機能はフリーで提供しています。Google Apps のご利用の方々はフリーで「feedpath Gadget」をご利用いただけます。