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【今日から着物男子になろう!】7~着物でどこへ出かけるの?~

【今日から着物男子になろう!】7~着物でどこへ出かけるの?~

平本 隆之

大阪・東京を中心に、これまで様々な業態の事業を展開中。それらの体験・実践をもとに、IT関係・外食産業・商業施設・M&A投資などのコンサルタントとしても活動。特技は、不動産投資。趣味は、ゴルフに音楽。最近は和服にも凝っている。

当ブログ「色々やってる社長のブログ」は、2015年4月6日から新しいURL「​http://blogs.itmedia.co.jp/hiramoto/」 に移動しました。引き続きご愛読ください。


今回が「今日から着物男子になろう」基礎編のラストです。

これまでのお話で、男子着物は多くの人が持っているイメージではなく、


『安い! 簡単! おもしろい!』


ということが判って頂けたと思います。
せっかくの機会ですから、読者の皆さんもぜひ「着物男子」デビューを飾ってください。
着物を着て家でのんびりするのもいいですが、ぜひ外へ出かけて欲しいと思います。
着物だからといって、どこへいかなければいけないということはありません。好きなところへ出掛ければいいと思います。


しかし、中には、着物を着て外へ出ると、

・ジロジロ見られそう
・はずかしい~
・落語家さんに間違えられそう

といった思いを抱く方も少なくないかもしれません。

そんな方のために着物好きが集まるイベントを紹介しておきます。
こういったイベントに参加すると、着物好き同士で話も弾みますし、着物に関する情報を色々得ることも出来るでしょう。

□着物ジャック
私の知る限り、着物好きの間で一番有名なのが「着物ジャック」というイベントです。これは、「京都を着物で埋め尽くせ!」を合言葉に始められたイベントですが、いまではその輪が全国に広がっています。
北は北海道から南は九州まで各地で開催されています。国内だけでなく、海外でも開催されているようです。
まずは、こちらのイベントあたりから参加して色々な人と交流してみましょう。かなりの人数が参加されるはずです。

○キモノジャック
http://www.kimonojack.com/zenkoku/

ただし、地方やその時のイベント内容によっても異なると思うのですが、着物ジャックは「ジャックだ~」の掛け声とともに集合写真を撮って終了です。のんびりしていると、あっという間に終わってしまいます。
もし、一人で参加されるのであれば、積極的に話しかけないと「ぼっち」状態になるかもしれません。そこで、一人参加の場合は、とりあえず同じような「ぼっち」状態の人に話しかけてゆくのがひとつの作戦かもしれませんね。

また、その他のイベントも各地で様々開催されているはずです。Facebookなどで「着物」などを検索してみると、単なる着物屋さんのページに混じって着物イベント関係のページがリストアップされると思います。とりあえず、「いいね!」しておいて情報を取りましょう。その中に参加したくなるようなイベント情報もあると思います。


□着物イベント参加の注意
着物イベントにも色々あります。上に書いたジャックは参加費無料ですが、無料のイベントもあれば有料のものもあります。一見無料と思える散策系イベントでも、ガイドさんが付いてるので有料イベントになっているものもあります。
中には、イベント終了後、「よい反物が入荷しました。ぜひご覧下さい!」なんていうイベントもあるようです。
したがって、着物イベントに参加するには、参加費の有無、誰が主催者なのか、ネット上の口コミなどをよく参考にしてください。


□イベントは女性が中心

ちなみに、どのような着物イベントでもそうですが、参加者の大半は女性です。
男子が多くて3:7。へたをすると1:10なんてこともあります。だからって男子が大事にされることはないですし、迫害されることもありません(笑)。
ご期待とご心配なきように。(^_^;)
といっても、男子が知らない女性ばかりの輪になかなか入っていけないと思います。でも、大丈夫です。どのようなイベントでも、男子は男子で集まっている光景がよく見られますから(笑)。



□ともかく"日本人の民族衣装"に触れてみよう!

着物を着て草履を履く。
慣れないうちは、本当に動きにくいし歩きにくいです。
しかし、形状に変化があったにせよ、なぜ我々の先祖はこのような衣服を着てきたのかいずれ判るようになります。
慣れてしまえば、動きやすく歩きやすいのです。また、サイズや着方に関しては、非常に汎用性があります。工夫次第でどうとでもなるといえるかもしれません。新しいファッションを、ドンドン吸収してゆくおおらかさと深さがあります。
おそらく、着物という衣服は、これまでの日本人の理にかなっているのでしょう。
着物という日本人の民族衣装を着ることによって、それを実体験的に実感できると思います。
是非一度、着物に袖を通してみてください。

これにて、「今日から着物男子になろう」基礎編は終了です。
次は、時期をあらためて、応用編でお会いしましょう!


◎「今日から着物男子になろう!」一覧
http://blogs.bizmakoto.jp/hiramoto/cat3336/