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さよならTV その2/遅すぎた番組ネット配信の開始

さよならTV その2/遅すぎた番組ネット配信の開始

平本 隆之

大阪・東京を中心に、これまで様々な業態の事業を展開中。それらの体験・実践をもとに、IT関係・外食産業・商業施設・M&A投資などのコンサルタントとしても活動。特技は、不動産投資。趣味は、ゴルフに音楽。最近は和服にも凝っている。

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さよならTV2.gif


最近になって各テレビ局は、ようやく番組のネット配信を充実させてきた。
特にドラマなどは、過去の番組だけでなく、
番組を見逃した人、番組を録画し忘れた人向けに
放送直後にネット配信を開始している。

この「見逃しサービス」の視聴料は、だいたい1話315円、
1クールドラマ見放題1,575円というところである。

とても便利なサービスではあるが、
残念ながら、あまりにもその開始が遅すぎたと言わざるを得ない。
その理由を、説明することにしよう。


人は習慣になると、
なんのためらいもなく定期的にお金を払ってしまうものである。
例えば、ケータイ電話代。
インターネット接続を使っている人ならば、
少なくとも毎月7~8千円位は支払っているはずだ。

あるいは、CSのケーブルテレビ代金なども、
いったん契約して支払い始めるとなかなか止められないものである。


一方、テレビ番組に関して言えば、ネット上ではまだまだ無法地帯である。
テレビ局側は、今だに違法ダウンロードサイトの動画を完全に駆逐できていない。

さんざん番組の動画をアップしておいて、
「安定した動画配信を見たい方は有料会員登録をして下さい!」
などとテレビ局からすれば盗人猛々しい海外サイトがいくつも存在する。

ご注意:違法ファイルと知りながらダウンロードする行為は違法行為です。次のページを参考にして下さい。http://internet.watch.impress.co.jp/docs/special/20100108_340934.html


このような状態の中で、どれほどの人が、
お金を払って「見逃しサービス」を利用するのか、はなはだ疑問である。

TVとネットの融合などと言われている頃に、
さっさと「見逃しサービス」を開始していれば、
我々の習慣化を計ることはできたかもしれない。
しかし、今やそれには遅すぎるのである。


この状況を打破する方法は、
CM付きで番組を無料配信する以外にないのではないだろうか。
これならば、CMを飛ばせないように配信することも可能なので、
番組を録画されるよりスポンサーは喜ぶかもしれない。
期間限定にしておけば、後のDVD発売にも影響ないはずだ。


おそらくこれを実施すれば、テレビ局は
さらに視聴率が下がると心配するかもしれないが、
今や視聴率とネット配信閲覧数を合わせて考えていい時代であろう。

テレビ局の意識改革が望まれるところである。

 

注)繰り返しになりますが、
違法ファイルと知りながらダウンロードする行為は違法行為です。
次のページを参照して下さい。
<参考>http://internet.watch.impress.co.jp/docs/special/20100108_340934.html