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置かれた場所で咲きなさい

置かれた場所で咲きなさい

柏野 裕美

1975年生まれ。大阪 → シンガポール → 今、東京。2007年に帰国し、外資系ITベンチャーで広報を担当。2013年に独立。PRコンサルタント、文筆業、地域再生プロジェクト、英語学習分野で活動中です。

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ノートルダム清心学園理事長の渡辺和子さんの著書「置かれた場所で咲きなさい」(幻冬舎刊)を読んだ。

okaretabasho1.jpg大きな悩み、小さな悩み。仕事のことやプライベートのことがまるで住人のように頭の中に住みついてる。解決できるものもあれば解決できないこともある。人生、ひとりで生きてるわけではないからいろんなことが起こって当たり前。だから気持ちの切り替えはとても大事。

この本はまさに自分の心を一休みさせてくれる一冊だった。人生を長く生きてきた渡辺さんの言葉だから安らぎを与えてくれるのかもしれない。毎日を過ごす中、いろんな感情が生まれてくる。その感情がネガティブだった場合にどうやって自分の中で解消し、どんなふうに付き合っていけばいいのかを教えてくれる。

この本にこんな言葉がある。

「現実が変わらないなら、悩みに対する心の持ちようを変えてみる。」

現実で起きている苦しい状況を変えることは出来ないかもしれない。だからこそ違う角度から向き合えないかと考えてみる。受け入れることができるか考えてみる。悩みを心で受けとめながら一歩一歩、前に進んでいくために。

悩んでいても仕方がないと思えるのであれば、思い切りその悩みを振り切ってしまってもいい。

渡辺さんの言葉は、私が深く悩むことにブレーキをかけるために自分に言い聞かせるこの言葉に通じるものがあるように感じた。

「真剣に悩み、真剣に考えろ。けれども決して深刻になるな。」

一つの悩みに深刻に考え込んでしまうとどんどん深みにはまってしまうだけで解決策を見いだせなくなることがある。悩んでいる自分が真剣なのか深刻になってしまっているのかを客観的に見極めることが、悩みから前に進む最初の一歩になる。

人それぞれに「悩み」はあり、その「悩み」との付き合い方も実にさまざまであることが、この本にでてくるエピソードから伝わってくる。

読み終えた後、週末の静かなひと時にゆっくりと読み返したいと思える一冊だった。