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HOME'Sマーケットレポート 2011年5月度 京阪神
»2011年7月 4日
住宅・不動産業界とネットの進化をウオッチ
HOME'Sマーケットレポート 2011年5月度 京阪神
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5月のHOME'Sマーケットレポート、京阪神版です。
賃貸掲載物件では、マンションもアパートも、小幅な動きとなりました。問合せ物件ではマンションの敷金0物件割合、礼金0物件割合、敷金礼金0物件割合は増加傾向ですが、アパートでは逆に減少傾向となりました。
流通掲載物件では、マンションでは築浅の価格の上昇傾向と築古の下落が見られましたが、一戸建てでは逆に、築浅のほうで下落傾向となり、築古では上昇傾向が出ています。前月では、マンションも一戸建ても一様に築浅のほうが上昇して築古が下落する傾向でした。
京阪神の賃貸マンション掲載物件では、平均坪賃料と平均礼金の下落が3ヶ月続いています。
各府県では、平均坪賃料は下落したものの、大阪府と兵庫県では平均賃料は上昇しました。大阪府では平均敷金が＋5.2ポイントと目立った動きを見せています。
京阪神の賃貸アパート掲載物件では、平均坪賃料、平均敷金、平均礼金の下落が3ヶ月続いています。京都府と兵庫県でも平均坪賃料の下落が3ヶ月続いています。
とはいえ、いずれも小幅な動きであり、繁忙期後半以降の平均坪賃料の下落は例年通りの展開です。
問合せ物件では、京阪神の賃貸マンションの平均敷金が▲17.6ポイント、平均礼金が▲9.8ポイントと下落し、敷金礼金0物件割合が、7割の大台に乗りました。賃貸アパートでは逆に平均礼金が＋43.0ポイントと上昇し、礼金0物件割合が▲10.4ポイント、敷金礼金0物件割合は▲10.4ポイントで6割台に減少しています。
賃貸マンション問合せ物件の各府県別では、京都府と大阪府で平均坪賃料、平均賃料、平均敷金、平均礼金すべて下落しているのに対し、兵庫県の平均坪賃料や平均敷金が上昇が目立ちます。
■HOME'Sマーケットレポート2011年5月度 京阪神：流通マンション
http://www.next-group.jp/csr/pdf/mansion_k_1105.pdf
京阪神の流通マンション掲載物件では、築10年未満、築10年以上ともに平均坪単価と平均価格が上昇しました。各府県別でも、平均坪単価と平均価格は上昇しており、トレンドの変化を感じさせます。兵庫県築10年未満の平均価格は＋4.8ポイントでした。
京阪神の問合せ平均では、築10年未満マンションの平均価格は＋13.0ポイントでしたが、築10年以上では▲6.9ポイントと下落しています。
問合せ平均の各府県別で目立ったのは、京都府築10年未満の平均価格が▲32.4ポイント、築10年以上の平均価格が▲35.8ポイント、大阪府築10年未満の平均価格が＋15.8ポイント、兵庫県築10年未満の平均坪単価が＋22.4ポイント、平均価格が33.9ポイントでした。
京阪神の流通一戸建て掲載物件は、築10年未満の平均坪単価と平均価格が下落し、築10年以上では上昇しており、京阪神流通マンションとは逆の動きをしています。各府県でも同様に、築10年未満では下落し、築10年以上では上昇しています。
変動幅が大きいのは京都府築10年未満の平均価格が▲2.5ポイント、大阪府築10年以上の平均坪単価が＋2.4ポイント、平均価格が＋3.5ポイント、兵庫県の平均価格が＋2.3ポイントでした。
京阪神の問合せ物件でも、掲載物件同様の傾向を示しています。築10年未満では平均坪単価と平均価格が下落し、築10年以上では平均坪単価と平均価格が上昇しました。
問合せ平均の各府県別で目立ったのは、京都府築10年未満の平均価格が▲16.0ポイント、大阪府築10年以上の平均価格が＋15.5ポイント、兵庫県築10年未満の平均坪単価が▲14.1ポイント、平均価格が▲11.8ポイントでした。
京阪神の流通土地掲載物件では、平均坪単価、平均価格が下落しました。各府県でも、兵庫県の平均坪単価が若干上昇したのみで、他はすべて下落しています。
京阪神の問合せ平均では、、平均坪単価が＋8.2ポイント、平均価格が＋14.4ポイントと上昇したものの、前月に30ポイント以上の激しい下落を取り戻すには至りませんでした。
府県別の問合せ平均で目立ったのは、京都府平均坪単価の＋24.3ポイント、平均価格の11.3ポイント、兵庫県平均坪単価の＋14.4ポイント、平均価格の30.3ポイントでした。
