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緊急提案 深々度地下メガ・核シェルターの建設 その2 基本コンセプト

緊急提案 深々度地下メガ・核シェルターの建設 その2 基本コンセプト

樋口 健夫

アイデアマラソン研究所所長 ノートを活用したアイデアマラソン発想法考案者であり、電気通信大学講師。現役時代は三井物産の商社マン。 企業の創造性トレーニングでは、ジャパネットたかたの全社員運動、アサヒビールでの研修などを続けている。独創性を命と考えている。

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緊急提案 深々度地下メガ・核シェルターの建設 その2 基本コンセプト

前回、日本が直面している核の脅威について述べたが、現在日本が為しうる対応は、ミサイルを撃ち落とすことしかない。

北がミサイルを発射することで、逆に米国の我慢の限界を越える可能性がある。そうなると、米国は北を徹底的に攻めるだろう。北は最後の力を振り絞って、全ミサイルを発射することになる。あるとしても数少ない核ミサイルは、多数の偽装ミサイルと一緒に、取りあえず近くの韓国と日本に向けて、発射されることになる可能性は非常に高い。
すべてを撃ち落とすことが可能なのか?そんなにたくさんストックがあるのか?米軍もたくさんストックを持っているのか?最初の1発のミサイルが発射されたら、パニックのようにたくさんのパトリオットがその一発を落とすために発射され、肝心の核ミサイルが続いて発射されても、こちらにもう手持ちのパトリオットが尽きてしまうような失態があれば、数百万人が死ぬ。
失敗すれば、東京の中心に落ちれば、政治家も生き延びられないのだ。現在においては、貧富の差なしに、日本国民は犠牲になる。
 
残された時間がどれだけあるのか分からないにしても、ミサイル撃ち落としの作戦に並行して、多くの日本人が生き抜けるように、全力を上げて、新コンセプトの対応策を作り上げていく必要がある。
 ここで提案するのは、深々度の地下を大規模に活用して、居住型の地下大都市を建設し、地表をできる限り自然に戻していく方針だ。地表は植物と自然と農地と公園の世界に戻し、地下をどんどん活用していく。居住だけでなく、工場も、商店もすべて地下に収納してしまう。最終的には、全国民を収容できる未来型の地下都市だ。あまり深々度地下にし過ぎても、市民がそこにたどりつくまでにミサイルが着弾してしまう恐れもある。
 
この地下の利用は、津波や地震対策の防災都市となり、核シェルターにもなる。
 
メガ核シェルターの建設は、
第一ステージとして、とにかく多数の市民が逃げ込める場所を作る。自衛隊基地、米軍基地周辺、海岸で津波に襲われる可能性のあるところ、小中高等学校、大学、病院、公共施設、エネルギー関係、食糧の備蓄倉庫

第二ステージとして、政府関係、国会、大都市とビジネス街、商店

第三ステージとして、地方都市、工場

第四ステージとして、全国に拡げていく

 これだけの計画を完成させるには、数十年ではできないかもしれない。しかし、北などの脅威がなくなるまで、優先順位に従って続けなければならない。あるいはこちらに犠牲が出ても戦うのか?

 次回は、アイデアマラソン発想法に記録してきた、さまざまな付属の要件を説明したい。