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海外旅行・出張危険回避講座 (一読さえすればリスクは最小、そしてあなたは、海外旅行のプロ) その18 外にでかける前の準備
読むBizワクチン ~一読すれば身に付く体験、防げる危険~
海外旅行・出張危険回避講座 (一読さえすればリスクは最小、そしてあなたは、海外旅行のプロ) その18 外にでかける前の準備
アイデアマラソン研究所所長 ノートを活用したアイデアマラソン発想法考案者であり、電気通信大学講師。現役時代は三井物産の商社マン。 企業の創造性トレーニングでは、ジャパネットたかたの全社員運動、アサヒビールでの研修などを続けている。独創性を命と考えている。
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海外旅行・出張危険回避講座
(一読さえすればリスクは最小、そしてあなたは、海外旅行のプロ) その18 外にでかける前の準備
(1) まずそのホテルの住所のカードを何枚か手に入れ、自分の財布、胸のポケット、ポシェットのポケットなどに入れる。通常は名刺大のカードをフロントに置いている。
出かけた後で、ホテルの名前を忘れてしまい、
「私のホテルはどこでしょうか?」という質問をすることは非常に滑稽だ。タクシーにアチコチ回ってもらっていると、ホテル観光になってしまう。これは費用が掛かる。
(2) 出かける前に、ホテルで、近くに、あるいはその街に危険な場所があるかを必ず尋ねて、地図に印を付けてもらうこと。危険な場所を聞くと、邪推して、余計にその場所に行きたがる人もいるかもしれないが、米国ではまさに危険な場所であることが多い。白人(日本人も含まれることがある)が、そこに入っていけば、「毟(むし)ってください。奪ってください」と言っているようなもの。
(3) 荷物はショルダーバッグ1個
首を通して、肩から掛けるショルダーバッグかボシェットに、必要なものを全部入れて出かけよう。カメラは首からぶら下げないで、ポシェットに入れておこう。私はカメラの紐の端は、ナスカンやタックルで、バッグのショルダーストラップに留めている。
街を歩くときは、ガイドブックや地図をにらみながら歩くと、「はーい、私は初回訪問者で観光客でーす」と言っているようなもの。絶好のターゲットとなる後を付けられて。油断したところで、パカッとやられる。
地図は、必要な時に見て、さっとバッグに入れること。
(4) 私は現地では、今まで私が30年ほど前から使ってきた、ボコボコになった空の財布に、必要な現地の通貨の現金と、クレジットカード1枚、ドル現金50ドル程度、パスポートコピー、そしてホテルの住所名刺を入れて、右ズボンポケットに入れる。
死んでも、間違っても、ズボンの後ろポケットには入れない。ズボンの後ろポケットに入れていれば、「どうぞ、持っていってください」というもの。
あれは、スリの先生の模範演技の犠牲になる。財布の上端が見えていなくても、プロのスリは、分かるそうだ。
(5) フランス・パリ、イタリア・ローマ、英国・ロンドンの大都会では、ポケットの財布の外から大きな安全ピンで財布を拘置してしまい。(自分の)手も簡単に入れられないようにする。私と一緒に日本から出張したり、観光すると、日本出発前に、コンビニで安全ピンセットを配られることになる。
(6) 私は主要な通貨ごとに、専用財布を決めている。
① ドルキャッシュと、ドルのトラベラーズチェック(TC)の入った専用財布。
② ユーロキャッシュの専用財布
③ 韓国ウォンの財布(この中にはソウルや釜山の地下鉄のICカードなども入っている)
④ その他、中国、台湾、タイ、その他の国々通貨など、それぞれに様々な財布を割り当てている。
⑤ 硬貨用の小さながま口、更に現地外出用の財布である。
⑥ 日本で使っているばかでかい財布
したがって、タイに行く時は、タイのバーツの専用財布と、小銭のがま口、そして空っぽの現地外出用財布を持って行く。
こうして、財布を通貨ごとに分けているので、日本を出る前の準備が簡単である。外に出かけていく時には、これらの専用財布は持ち出ない。あくまで現地外出用財布に必要金額とカード1枚だけで出かける。
日本の財布も、現地専用財布も、ホテルの部屋の金庫か、ホテルのフロントの貸金庫に入れて出かける。
部屋に金庫が無い時は、チェックイン後できるだけ早めにフロントの貸金庫を借りること。みんなが借りると、空きが無くなることもある。
パスポートは、持ち歩かない。ただ、海外の国々によっては、パスポートの携帯を義務づけるところもまれにある。また、通貨の交換にパスポートが必要なこともある。通貨の交換を終えたら、さっさとホテルの部屋の金庫に入れるか、小バッグに入れて、ホテルに預けるのが良いだろう。
通常はパスポートの最初の写真の入ったところのコピーで十分に間に合う。(査証の厳しいところは、査証の頁と入国の日付などの証明の頁)が要る。
盗られるものを持ち歩かなければ、基本的には心配は要らない。しかし、危険地帯に入ったり、危険な夜の地域では、ホールドアップをする前に、ズドンと相手を撃ち殺しておいて、無力化して、金目のものを探って、盗っていくという順序が逆の犯行がある。麻薬中毒患者の強盗殺人がこの方法を取る。
ポイント
今回は、上記の内容すべてが、ポイントです。
アイデアマラソン一口メモ
アイデアマラソンは哲学だ。思考したものを書き留めるだけのことだが、それが引き起こす思考効果は、極めて強く、毎日、何かを考えて書き留める行動を取っていれば、まさに自己主体的哲学のプロセスだと思う。
自分の思いついたことを、思いついた時に、書き留めて、見直すこれだけで、人生が大きく変わってくるというのはすごい。
ぜひとも、開始されるとよいだろう。若い時に始めれば、始めるほど良い。
最新刊のアイデアマラソンの本
「仕事ができる人のノート術」(東洋経済新報社)
一読すればあなたも、毎日発想を残すことができる。それがあなたの財産だ。