誠ブログは2015年4月6日に「オルタナティブ・ブログ」になりました。
各ブロガーの新規エントリーは「オルタナティブ・ブログ」でご覧ください。

Moleskineのローラーペンをいただいた

Moleskineのローラーペンをいただいた

生内 洋平

EGGPLANT楽団主催 株式会社デザインバンク代表 & アート・ディレクター 株式会社アニー・デザインオフィス アートディレクター ジャンルの垣根なく、仕事活動中。二娘のパパ。音楽は家族。デザイン・アート人生の相棒。創り続ける目的は自分と関連あまたの豊かさ創りです。

当ブログ「イクナイの未来派生活研究室」は、2015年4月6日から新しいURL「​http://blogs.itmedia.co.jp/ikunai/」 に移動しました。引き続きご愛読ください。


この前の誠ブログの集まりで、ひょんなことからMoleskineのローラーペンをいただいたので、ちょっとご紹介をしようと思います。

こんなフォルム。

01.jpg

そうです。四角いのです。

Moleskineと言えば、モグラの皮をイメージした丈夫な装丁に、羊皮紙をモチーフにしたような使い込むと味がある紙を使ったノートやメモ帳をリリースしているメーカー(ブランド?!)ですが、この5月にバリエーションを拡張すると言う事で、その一部として、初の筆記具シリーズをリリースしました。

筆記具には今回紹介するプラスチックローラーペン以外にもメタル製のものや、鉛筆等もあって、バリエーションは豊かです。 その他にも3/1にMoleskinから発表された内容によると、大幅なラインナップ拡張があって、ブックスタンド等のステーショナリーをはじめとし、ワーカーが持ち物をすべてモレスキンで揃えようとしても対応できるんじゃないかと思うくらいの充実ぶりでした。

かくいう僕はノートが大好きで、インディー・ジョンーンズが持っていた「やけに膨らんでいる手帳」がMoleskineだと言う噂を聞いてはMoleskineを買ってみたり、チープ主義でCampasノートを使い込んでみたり、御茶ノ水美篶堂の上質ノートと聞けばそのころ「紙の質が下がった!」と噂されていたモレスキンをスルーしてそっちを買ってみたり。あげくデジタルノートの革命だと信じてiPadを買ってみたり。 手持ちのノートが70%くらい埋まってくると、次のが欲しくなると言う事の繰り返しで、家や職場はノートだらけです。

結局、装丁の手なじみ感でMoleskineに戻って来た矢先にこのプレゼンティブな出来事が合ったので、他にも欲しそうな人がいる中で(1本しかなかった!)ひときわ「欲しいオーラ」を惜しみなく発しまくっていただいたのでした。

★Moleskineのノートに取り付けると、さすが、雰囲気がマッチします。

因に手持ちのMoleskineノートと合わせるとこんな感じ。

04.JPG

(ちょうど手持ちはSnoopyの限定モデルでした。僕は彼の「生き方」に惚れたSnoopyファンの一人なので、31歳ですが、恥ずかしくありません。はい。)

そうです。Moleskineのハードカバータイプのノートにぴったり合うのです。 クリップ部分がちょうどカバーに挟み込んで邪魔にも野暮にもならない感じにできているため、嬉しくなります。

03.jpg

しかもカバーにもかなりしっかりとホールドされるので、このままササッと持ち歩いても全然異物感がありません。

★特筆すべきは日本製か?!と思うくらいの「キャップの加減」の良さ

また、キャップの加減が絶妙で、かなり小気味よく開け閉め(取り外し)ができます。 サッと取り出して使いたいペンにとって、これはかなり嬉しい仕様なのです。

★持った感じは独特です。描き味は、用途によるかな。

なにせ角丸とは言え基本的に四角いので、持った感じは独特のホールド感。これは言葉では説明のしようがありません。表面は酸化皮膜のような特殊加工をしてあって、素材自体の手なじみ感はとてもいいです。とくに、Moleskineに慣れ親しんでいるヒトなら、この感じは「好き」だと思います。 字を書いてみたけど、「僕は」そこまで違和感は感じませんでした。是非店頭に並んだら試してみてください。 描き味は、7mm芯のローラーペンなので結構太く強くかけます。また、強く書くとペン先がバネで引っ込む仕様になっているので、「出先で強引に引っ張り出して殴り書き!」と言う用途にも耐えます。

05.jpg

僕はパーティバンドをやっていて、当日の演奏中に曲目や進行を変更したりするときによくそういう感じでメモを取るので、個人的には好印象です。 なにせ、総体的には「文字を書く」というより「図やイラストを描く」用途に向いている気がしました。インクの感じも線が「引っ張れる」感じのゲルインクだったので、特に筆の速度が速いタッチのイラストを描くようなヒトは向いているような気がします。 ノートの中身を無地にしたくなりますよ。

また某所の記事(スペックはこちらがかなり詳細に紹介してます。)によると、芯は一般販売のリフィルに替えられるみたいです。永く使える仕様ですね。

結局悔しいながらも今のところ様々なノートに浮気してはMoleskineに戻ってくる感じですが、マッチするペンのリリースとなると、また戻ってくる理由が一つ増えたと言うことになりそうです。