誠ブログは2015年4月6日に「オルタナティブ・ブログ」になりました。
各ブロガーの新規エントリーは「オルタナティブ・ブログ」でご覧ください。
【iPad】100円でスタンドを作ろう
»2010年11月 3日
力重の「ブレインストーミング考」
【iPad】100円でスタンドを作ろう
アイデアプラント 代表。著書に『アイデア・スイッチ』。専門領域は「創造工学」。クリエイティブ・リーダを助ける道具を作っています。
当ブログ「力重の「ブレインストーミング考」」は、2015年4月6日から新しいURL「http://blogs.itmedia.co.jp/ishiirikie/」 に移動しました。引き続きご愛読ください。
iPadをアイデアワークの道具として使い切る!シリーズ、引き続き紹介します。
今回は、iPadの使い勝手を向上する「スタンド」を100円で作ります。
これは、「ソフトワイヤー」あるいは「スポンジワイヤー」という品名で呼ばれています。ワイヤーハンガーよりもう少し腰のある針金と直径1cmぐらいのスポンジでできています。
本来の目的は、いまいちよくわかりません。
100円ショップの方も、用途がはっきりしていないようで、どの売り場に置くか迷うようです。園芸とか自転車用品のあたりにあったります。
写真のものは値段は100円。少し良いものになると200円だったりします。
これを曲げます。
ぐいっと、頭の所を数センチだけ立ち上げます。
それから、端っこも曲げて立ち上げます。左右で同じところでうまく曲げるには、同じ位置をそれぞれの手で持ち、机にぐっと押しつけるように曲げるとうまくいきます。
iPadをおきます。
スポンジが柔らかいので、無造作に置けます。
スイッチ類に触れても、干渉しません。(市販のミニ・イーゼルをiPadスタンドにした場合、無造作においたらスイッチが下側にあり、ずっとスイッチを押してしまっていたりしますが、それがありません)。
スポンジの硬さは適度な弾力があり、置いた場所に書類やクリップなどがあっても多少は吸収するので安定します。
縦にも横にも置けます。
横置き。安定感抜群です。
縦置きにもできます。こちらはちょっと慣れが必要。
最初のうちは、バランスが難しく、つつくと後ろに転んでいました。何度か曲げているうちに、良いバランスを見いだせます。コツは、初めに立ち上げる部分をできるだけ小さくすること、だと思いました。ここを大きくすると画面をタッチするときに邪魔にもなりますし。
自宅で使うにしてもオフィスで使うにしても、軽くて自由度が高いものの方がいいなぁとおもっていたので、これが非常に使いやすくて重宝しています。
鞄に入れて持っていくこともあります。(その時には伸ばして、平たくしておきます)
補足:
やはり専門品にくらべれば、角度調節機能とか、安定性とか、は劣ります。誠Biz.IDの「仕事耕具」に
好みの角度で電子書籍も読める――キングジム、iPhone/iPad用スタンド
というスタンドなどがありました。他にもiPadスタンドがあります。専門品は「何度使ってもその角度になる」のもよい所だとと思います。上に紹介したソフトワイヤーのスタンドは、曲げ直すとそのたびに角度が変わってしまうのと、強く画面をつつくと、徐々にワイヤーが曲がるので週に一回ぐらいは、形を直さないといけない、という弱点もあります。
(出典:『発想する会社』)