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良いアイデアも潰されることは多い。 人にアイデアを提示する時、 潰されないようにするには、どうすればいいか

良いアイデアも潰されることは多い。 人にアイデアを提示する時、 潰されないようにするには、どうすればいいか

石井 力重

アイデアプラント 代表。著書に『アイデア・スイッチ』。専門領域は「創造工学」。クリエイティブ・リーダを助ける道具を作っています。

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この問いには、創造工学的に述べると、3つのアプローチがある。そのうち、オーソドックスな物を1つを紹介したい。

人は、他者のアイデアを否定する目できく。
新規なもの、知らない人のもの、であるほど。

良さばかりがどんどん大きく示されていく話を人は警戒する。
そのアイデアの良い所に目が行くのは、
アイデアのかけているところがなさそうである安心がともなって、である。

アイデアを述べ、
一方で主要な懸念事項も挙げ
それへの対策案も提示。
そのうえで、アイデアの良い所を提示する。

アイデアの強化プロセスの事を専門の言葉で「PPCO」というが、
大事なアイデアは出す前にPPCOで磨き、
提示は「C(懸念)」「O(対策案)」「PP(良い所、潜在可能性)」の順で出すのである。

これで必ず、アイデアが潰されないかといえば、それほど現実は甘くない。
しかし、潰されていたかもしれないアイデアを救える可能性はます。


その他のアプローチは
「評価軸を活用したブレスト」と
「アイデアに"隙"を作る」というもの。

これは又の機会に紹介したい。