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カード手帳

カード手帳

石井 力重

アイデアプラント 代表。著書に『アイデア・スイッチ』。専門領域は「創造工学」。クリエイティブ・リーダを助ける道具を作っています。

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アイデア創出支援の仕事をしています。石井力重です。

標準的な「手帳」というのは、2003年を最後に使わなくなりました。

スケジュールは、今は全てグーグルカレンダーなのでiPadが手帳のスケジュール部分です。

ですが、手帳には、予定表以外の部分があります。メモ部分です。それはどうしているのだろう、と、管理人氏のお題をもとに、ふと振り返ってみました。

昔の紙の手帳に類似するものとして

(1)メモをしておく紙束であること
(2)常に携帯していること

を満たすものが、相当物だと思い至りました。私にとってはそれは、これです。

カード手帳.jpg

この中には、いつも5種類の物が入っています。

(1)白紙のメモカード (コレクトのセクション)
(2)アイデアをメモしたカード (まめに抜き出しますが、いつも、多少なりともあります)
(3)私の名刺
(4)頂いた名刺
(5)ブレスト・カード

(3)と(4)ですが、名刺入れも別には持っているのですが、ここもある程度、入れています。というのも、ワークショップイベントを年間に何十回と行うのですが、ワークショップの実施中にも、偉い人がきたのでご挨拶を、というシーンが非常に多く、いつも身に着けているこれにに、数枚入れておくことにしたためです。

(5)は、私の仕事のサンプルです。私は、ブレストを補佐するカードツール開発を、年中作っています。その時その時の試作品などが入っています。

この写真のアイテムを「白いやつ」と呼んでいたのですが、これ自体には、自分にとっての呼称がなかったので、今回のお題がきっかけですが、ちょうどいいので「カード手帳」と呼ぶことにしました。

こんな感じで、アナログの手帳をやめた後も、「手ごたえのある紙束の方がアイデアを書きとめるのに良い」というのは、かなり確信をもって続けていました。頻繁に変更し、共有もするスケジュール帳はデジタルの側にまかせて、アイデアはアナログに。

そんな私なりの手帳スタイルでした。