流れが分からないと上手くいかない場合があります。

以前このような経験をしました。

 

異業種交流会で知り合った、経営コンサルタントの見習いをしている女性の方が困っていました。

コンサルティングしている会社が「お前の言うことを聞いても、ちっとも客が増えない！

」と怒っていると言うのです。

 

他の人にも相談したそうなのですが、どう解決すればいいのか分からない。

まわりまわって私に話を持ってきたとのこと。

よっぽどワラをもつかむ思いだったのでしょう。

 

私は彼女に「相手の方に全体の流れを説明しましたか？」と聞きました。

彼女は他にもやることがあるが、まだチラシを作って配布することしか教えていないと答えます。

これまで説明したことの繰り返しになりますが、チラシを配布する、無料サンプルを作る、販売の方法を考える、ごあいさつのハガキを出すなど。

全部が流れとして完成しないと効果がありません。

チラシだけでは客が増えないことは明らかです。

 

成活でいうと「こんな客に来てほしい」と「広く願う」ことしかやっていないことです。

図で表すと、こういう状態です。

 

全体の流れを説明して、今あなたの会社は流れの中の「集客」をやっている。

今は増えないけれど「集客→情報提供→販売→アフターフォロー→」すなわち成活習慣に言いかえると「広く願う→深く願う→楽しむ→感謝する→」の流れが完成することで客が増える。

私も「あれ、なんで絵手紙描いてるんだっけ？」と不安になった時、吉見さんが全体の流れから説明してくださって安心した覚えがあります。

 

彼女はこの話をよく理解してくれました。

後日会社の人に説明したところ「分かった！　ありがとう」と喜ばれてコンサルティング

を続けることになったと教えてくれました。

 

そのようなわけで「願う、楽しむ、感謝する」流れを作ることが大切と理解したのです。

協力して下さった方
・吉見範一様　http://www.yoshiminorikazu.com/