スポーツクラブが終わってから雑誌を買って帰って、さっそく料理を作りました。

具を混ぜて電子レンジでチンするだけで簡単にエビチリができました。

 

「あっ、おいしい！」

妻も喜んで食べてくれました。

 

おおっ！　自分でもできるじゃん。

以来どんどん料理にはまっていきました。

 

高級なごちそうを作るわけではありません。

あくまでも毎日の家庭料理です。

それでもレシピの通りに作ると、けっこう豪華においしくできます。

自分なりの料理のスタイルも確立してきました。

 

・ビーフストロガノフは実は簡単料理。

・フライパン一つでパスタが作れるレシピはとても便利。

・副菜で迷ったら、とりあえず野菜をゆでて塩とゴマ油で和えればナムルができる。

・野菜と肉を合わせて1200グラムほどと水1.5カップを鍋に入れて火にかける。

水が沸騰したらフタして10分蒸すと、蒸し鍋４人分の完成です。

ポン酢やお好みのドレッシングでいただきます。

ラクなのでよく作ります。

・肉や魚に片栗粉をまぶしてから火を通すと、ふっくらできておいしい。

レシピに書いてなくても片栗粉をまぶしています。

・調味料は少し良い物を使うと味がグッと良くなる。

 

もちろん失敗も数多く経験しました。
 

・スナップエンドウを炒めたら皮がやたら硬かった。

おかしいなと思って確かめたら、スナップエンドウでなくグリーンピースだった。

・ドレッシングを作ろうと、乳脂肪分４７％の濃厚な生クリームを加えたら味噌みたいに固まってしまった。

・辛口のカレールーを使ったら本当に辛くて食べられなかった。

牛乳で薄めても辛かった。

・チューブのすりおろしガーリックを、５ｍｍ使うところを間違えて５ｃｍ使ってしまい、すんごいクサい料理ができた。

・小麦粉ではなくホットケーキミックスの粉を使って水餃子を作ったら３倍くらいに膨張してしまった。

粉なら何でもいいやと思ったが良くなかった。

 

微妙な表情のときもありますが妻が喜んでくれるのがうれしくて、毎日料理を続けました。

男って単純な生き物だなと思います。

 

料理をできることを願って色々と試行錯誤したら料理雑誌に目が留った。

成活習慣の「広く願う」から料理の道が始まりました。