朝日新聞と提携するハフィントンポストが、ゴミ以下の記事を出しました。

詳しくは坂本英樹さんが↓こちらにまとめてくれましたのでリンクします。

huff-poo:ハフポが拾った「福島県、子供の甲状腺検査」記事がゴミすぎる件：坂本英樹の繋いで稼ぐBtoBマーケティング
http://blogs.itmedia.co.jp/sakamoto/2013/11/huff-poo-c8a4.html

私は普通は「ゴミ以下」というような表現はしませんが、今回はあまりにも酷すぎるのであえてこういう過激な言い方を使います。

このレベルの記事をハフィントンポストの名前で世に出すようなら、もはや報道機関の旗を降ろした方がいい。
「ニッポンよ、これがニュースだ」ではなくて、「ニッポンよ、これがイエロージャーナリズムだ」とでも称するべきでしょう。

この記事、記者の署名がありません。そして、統計データを示す風を装いつつ、専門家のコメントはゼロです。

なぜ専門家のコメントがないのか。理由は容易に想像がつきます。
記者が望むようなコメントをしてくれる専門家がいなかったのでしょう。
まともな甲状腺専門医だったら、この記事のようなコメントをするはずがありませんから。

これはもはや、朝日新聞と提携する権威ある報道機関の名の元に、記者個人の妄想を垂れ流すサイト、と言われても抗弁できないレベルです。

読者の皆様はくれぐれもこういうゴミ記事には惑わされないでください。


（追記）読者の指摘により以下２点補足します。
１．子供の甲状腺がんの大規模調査はこの震災にともなって初めて行ったもの。その結果、福島と他の地域で大きな差は無かった。
２．従来の調査は自覚症状が出てから検査をうけるものであり、従来の調査の数字と今回の数字は較べられない。

↑どちらも、ハフポの該当記事の憶測を否定するものです。ハフポはこういう重要な事実を書かずに「従来より高い」「危険だ」という憶測を繰り返しています。