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おそまきながら、「2012年のよげん」スライドをアップしました。-消費者理解コトハジメ-
»2012年4月26日
消費者理解コトハジメ
おそまきながら、「2012年のよげん」スライドをアップしました。-消費者理解コトハジメ-
株式会社コプロシステム取締役 商品計画研究所所長。携帯電話キャリア、電機・食品・化粧品各メーカー、エンタメ系企業等のブランディング、商品開発に関するプロジェクトを多数手がける。Mac大好き。
当ブログ「消費者理解コトハジメ」は、2015年4月6日から新しいURL「http://blogs.itmedia.co.jp/keijix/」 に移動しました。引き続きご愛読ください。
私が所属する株式会社コプロシステム 商品計画研究所では、年に何回かマーケティングセミナーを開催し、お客様との情報交換の場としています。中でも毎年1月に必ず開催しているのが「よげんの書」というシリーズで、例えば、今年実施したものは「2012年 よげんの書」。内容は様々なデータや事象などからその年におこりそうなことを20項目程度挙げ、解説をするというものです。会場が狭いため、すぐに満席になってしまうので、何回か開催するというのが通例になっています。まあ、市場のトレンドを肴に新年会を行う、というノリです。
「よげんの書」というのは浦沢直樹さんの長編マンガ「20世紀少年」の中に出てくる小学生が想像で描いた未来のストーリーです。よくシンクタンクの人達などが「トレンドを予測する」などと言いますが、誰にも未来のことなどわかるはずもありません。しかも、その結果を、当たったとか当たらないとか、占いのように評価しているが現状です。そもそも、私程度の人間が「予測」などと言うのもおこがましいので「予言」くらいにしておいた方がいいと思い、勝手に使わせていただいています。(浦沢先生、すみません。)
昨年、「2011年 よげんの書」のスライドを「Slide Share」というサービスに登録したところ2000以上のviewsをいただきました。このことに気を良くして、今年もアップするつもりでした。ところが、忙しさにかまけすっかり忘れていたのを、先日知人が指摘してくれて...。ということで、おそまきながらアップしました。
今年1月に行ったよげん 20
- 格差が当たり前の社会になる
- 抗議する社会の到来
- 財布のひもはますます堅く
- 貧乏でも幸せな暮らし方が普及する
- たくさん持つことがかっこ悪くなる
- ノマドワーカーが増える
- 新時代の長屋が登場する
- 男の家事進出が進む
- なでしこパワーはまだまだ続く
- マリッジスルーの女性が増える
- ひとり時間を楽しむ人が増える
- コンビニの食品スーパー化が進展する
- 食品のキット化が進展する
- 癒し系から汗水系へ
- 黒船→開国のパターンが一般化する
- 店の在り方が変わる
- ローカル(地方)の逆襲
- 無名店が無くなる
- 無名の人もいなくなる
- 個人の時代の胎動が始まる
2012年 よげんの書 のスライドのサムネール
さて、予言が当たったかどうかは、年末までのお楽しみです。(やっぱり私も当たるかどうかで判断してますね)
気になる方はどうぞご覧下さい。→
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