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江戸時代のソーシャルネットワーク・各地の街道すじの人たちに・犬にお金を持たせて『お伊勢参り代参犬』
»2012年10月29日
新しいSNS→Web3.0を知っていますか? それはかつて日本に卵がありました。
江戸時代のソーシャルネットワーク・各地の街道すじの人たちに・犬にお金を持たせて『お伊勢参り代参犬』
東京港区在住。IT会社経営、一部上場企業2社を経て独立。ネットのつながりはパソコン通信/草の根BBSの前、電電公社の企業間ホームページネットの時代から経験しているが、営業畑の為、技術は詳しくない。
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江戸代後期、旅が出来ない人の代わりに、犬にお金を持たせて「お伊勢参り」を頼み、
参拝をさせてお札(ふだ)をもらうことが流行りました。それが、「おかげ犬」です。
広重の東海道五十三次の浮世絵にはお伊勢参りをする犬が登場します。
お伊勢参りをしたくてもできないご主人の身代わりにお伊勢参りをする犬がいたようです。
それも1匹や2匹ではありませんでした。江戸時代確かにそういう犬が各地から実在したのです。
犬の首輪にお賽銭や餌代を入れて、お伊勢参りにゆく旨を書いておくと、旅人が犬の同行をしてくれたのです。
もちろん、犬一匹だけの旅ではなく、旅が出来ない人が参拝に行く人に頼んで、犬を一緒に連れていってもらう場合もありますし、
各地の街道すじの人たちに頼む場合もあります。(下記詳細)