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なでしこJAPANが世界一になれた理由

»2011年7月20日
恋せよ! PRガール

なでしこJAPANが世界一になれた理由

久保 美香

株式会社PR TIMESに勤務する3年目PRガールです。 インターネットでモノを広める仕事をしており、メディアプロモーターとして日々奮闘中。

当ブログ「恋せよ! PRガール」は、2015年4月6日から新しいURL「​http://blogs.itmedia.co.jp/kubokubo/」 に移動しました。引き続きご愛読ください。


私が改めて説明しなくても世間ではもうなでしこ一色ですね!本当に嬉しい限りです。多くのメディア、ブログで、twitterで御祝いの言葉で溢れて本当に勇気をもらいました。私はちょっと違った視点でブログを書こうと思います。


というのも、W杯では全6試合に先発フル出場。攻撃の起点として活躍した不動の左サイドバック、鮫島彩さんと私、級友なのです。家の距離は歩いて5分の距離でしょうか。栃木県宇都宮市出身なのですが結構田舎なので幼稚園から中学まで近所の子はみんな同じ学校でした。そんな彼女とのちょっとした思い出を一方的に(迷惑かけないかなw彼女有名人だからなぁ・・・)書いていこうと思います。


鮫島彩さんは小学校の頃からサッカーではそれはそれは、それは有名でした。小学校や中学校の時に全国大会優勝、優秀選手によく選ばれている記憶があります。詳しくはこちらの経歴で

そんな彼女が高校に進学する時の話です。中学校3年の夏前位だったでしょうか、高校受験を控えてこれから、という時にスポーツ特待で高校に進学する人だけ昼休みに校長室に呼ばれた日がありました。私の中学校は野球やバスケも強く特待生が結構いました。あ、私はバレーボールやってたんですが運がよくて特待進学することになり呼ばれました。

男子10名位、女子は私と鮫島彩さんで2人だったと思います。私が3年1組で(笑)彼女が3年5組(笑)だったのですが校長室に行く廊下でばったり会って「おめでとう~!」と言いながら歩いていました。彼女が進学する高校は女子サッカーの名門常盤木学園高等学校。彼女はいくつか全国の高校から声が(たしか)かかっていた覚えがあります。

私が「そりゃ、彩ちゃんは特待だよね☆監督どんな人なの?なんでそこに決めたの?」と聞くと「いや~監督にね・・・高校で日本一になりたいと思ってるならうちに来ないでほしい、よそに行ってもらってかまわない。世界一になる選手しか育てない。って言われて決めたよー!」と言われました。「世界を目指す」と15歳の同級生に言われて衝撃でした。その頃から世界を視野に入れて取り組んでいたのです。その頃から世界で活躍する為に練習を積んでいたのです。私はその一言位しか覚えていないのですが、今回、世界一となった事も彼女の周りの報道の内容も、とても納得しました。昨日、今日、世界一を目指したメンバーが集まったいたわけではなく、何年も前から、十何年も前からずっとずっずっと世界一を目標にそれだけに打ち込んできた事が世界一という結果をつかめたのではないかと私は思います。

各報道はこちらでチェックして下さい~☆


この写真いい写真です~


色んな報道がある中で一番かっこいいなぁと思った部分があります。読売新聞にのっていた記事(一部引用)なんですが、

佳代子さん(母)は、鮫島選手が18歳の頃に実家に送った「努力すれば手が届きそうな夢だから 頑張るだけの価値はある」と書かれた手紙を今も大事に飾っている。普段ほとんど目標を口外しない鮫島選手が、なでしこジャパンでの活躍を誓った手紙だ。テレビのインタビューに答えるまな娘を見て「信じられないけど、あの中に娘がいる。本当にお疲れさま、おめでとうと言いたい」と涙を流した。


「努力すれば手が届きそうな夢だから頑張るだけの価値はある」って18歳で志を決めて両親に伝えるなんて私なんかがいう事ではないですが本当に立派だと心打たれました。これからもきっともっと大きな目標に挑戦していくと思います。もう一般人という括りでは見られず、注目を浴びて報道されていき、女子サッカーを牽引するでしょう。そんなサッカーが大好きな彼女がメディアやその他の多くの事に傷つけられることがなく、傷つくことがなく、まっすぐサッカーができる環境がずっと続いて欲しいと心から願います。これからも応援しています!


ちなみに・・・彼女はかわいくて明るくおもしろく元気でめっちゃめちゃモテる女子でしたー(っ´ω`c)


<追記_2011年7月21日>
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