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人生という時間を考える

人生という時間を考える

三河 賢文

ナレッジ・リンクス株式会社 代表、兼"走る”フリーライター。スポーツ・IT・ビジネス分野を中心に執筆や編集を手がける。2児の子持ちにて、育児奮闘中!

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前回のブログで、私が「時間」を大切にしている・・・というお話をしました。し内容が重なってくる部分もありますが、今回は少しこの「時間」についてお伝えしたいと思います。

では突然ですが、「時間」って平等だと思いますか?

1日は24時間。
1年は365日。

これは誰しも同じで、そんな同じ時間の流れの中を私たちは生きています。からこそ多くの人(特に若い世代)は、まるでこの時間がずっと続いていくかのように錯覚すらしています。

仕事や普段の生活の中で、こんな言葉を良く聞いているのではないでしょうか?
  • いつか
  • いずれ
  • 今度
常に"明日"があることを前提にした言葉。際、私も以前はそんな風に感じていました。

しかし、時間というものは残念ながら平等ではありません。っと分かりやすく言えば、「人生の時間は不平等」です。

当然のことながら、人は永遠には生きられません。かし平均寿命こそあっても、個人がそれぞれいつまで人生を過ごせるのかは、誰にも分からないのです。
ここで、さきほど挙げた言葉を思い出してみてください。

「じゃあ、明日が来なかったらどうするの?」

私はなにも、明日に回せる仕事を今日のうちに片付けろと言っているわけではありません。りたいこと、あるいはやってみたいことがあるのなら、今やらなければ後悔するかもしれないと伝えたい。に描く未来は、今行動しなければ実現しないかもしれないのです。

私はこのことを意識したとき、人生観が大きく変わりました。
具体的には、次のような思いが頭を駆け巡ったんです。
  • 人生を後悔したくない
  • 目の前のチャンスは、もう二度と巡ってこないかもしれない
  • 今できること・やりたいことを、今やらない意味はない
私は、よく周囲から「人生急ぎ過ぎじゃない?」と言われます。
23歳で結婚して、27歳で独立。家も買ったし、29歳の現在は2児の父親です。かし私はそのタイミングにめぐり合い、行動しただけ。確かに一般的には「急いでいる」のかもしれませんが、自分の中では一切そんなこと感じていません。

マラソンに興味を持ったから、その日に大会へエントリーして走り始めました。
トライアスロンに興味を持ったから、翌週に自転車を手に入れてトレーニングを始めました。
その根底にあるのは、

「やりたいことを、今やならずに後悔したくない」

ということ。

もちろん、何でもかんでも出来るというわけではありません。かし時間は自分で作れるし、お金が必要ならそのために頑張って働けば良い。度きりの人生なのですから、私は後悔のないよう楽しく生きていきたいと思っています。

仕事の考え方は、人それぞれ。
私の場合、仕事はあくまで人生を楽しむための手段です。
(もちろんその中で、貴重な時間を使うからこそ遣り甲斐のある仕事を求めます)

仕事が楽しくない?
じゃあ、どうすれば楽しいのか?

仕事だけを見ていると、どんどん視野が狭くなります。生全体を見て、その中で仕事がどんな位置付けを持つのかを考えてみてはいかがでしょう。事にせよ何にせよ、「有限で貴重な時間」を使うんです。

少し矛盾するようですが、今に不満を抱くのならば、未来まで踏まえた上での今を考えてみてほしいと思います。