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ドミノピザの成功で、GPSマーケティングに企業が色めく?
「大きなお世話かもしれませんが真流マーケティングです」
ドミノピザの成功で、GPSマーケティングに企業が色めく?
広告制作会社、人材開発コンサルティング会社を経て、2004年株式会社パトス設立。現在同社代表 マーケティング・コンサルタント。
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ドミノピザがiPhoneアプリによって予想を大きく上回る売り上げを上げたニュースは、iPhoneをどう活用すればいいかを悩むマーケティング担当者にとって、大きなインパクトだった。
iPhoneが持つGPS機能をマーケティングに活用したドミノピザの事例は、企業のマーケティング担当者だけでなく、開発者やコンサルタントを興奮させたはずだ。私の知り合いのコンサルタントは、「久しぶりに悔しい!」と言っていた。
GPSは今にはじまったことではなく、iPhoneアプリにはなかなか秀逸なアプリがあり、人気を博している。
しかし、GPSを使ってどこにいても手軽に注文でき、受け取ることができるというサービスを企業側が仕掛けたこの例は、アプリ活用マーケティングとして秀逸だ。
このサービスのすばらしい点は、花見会場からのオーダーが多かったと言われたように、出先で何か食べたいと思ってもなかなかうまくいかなかったことを解消した点にある。要は新しいスタイルを提案できたことだ。
他にどんなことが考えれるだろう?
他店舗展開しているような流通店舗、多くの店舗に商品をおろしているメーカー、移動するユーザーに対してのサービス、貸し会議室やイベント会場へのビジネス、ユーザーの所在地が必要な場合と所在地への二アレスポイントを告知する場合に分かれるだろうが、アイデアは膨らむ。
GPSに限らず、この成功例は、iPhoneアプリをプロモーションに活用する企画案を相当増やすのは間違いない。これまで疑心暗鬼だったスマートフォン活用プランが堂々と展開されるに違いない。
楽しみが増えてきた。
全然関係ないのだが、GPSで居場所がばれるぐらいならスマートフォンなど持ちたくないという、いらぬことをお考えのそこのお父さん!
もう逃げられませんぞ。