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カナダ・アメリカ・イギリス英語

カナダ・アメリカ・イギリス英語

マツムラ ユキ

仕事、家庭、子育てに自分育て。はた、と気がつけば海外生活20年。マルチカルチュラルな環境で、自転車操業的な毎日を送るワーママ。


さて、イギリス英語とアメリカ英語が異なるのは、みなさんご存知だと思う。 イギリス連邦(コモンウェルス)所属のカナダは、イギリス国王(現在は女王エリザベス2世)を自国の国家元首として戴き、国王から任命された総督が元首権を代行している。このような背景から、カナダ英語は、イギリス英語とアメリカ英語のミックスである。

elevator(米)とlift(英)など、アメリカ英語とイギリス英語は呼び名も違えば、同じ単語であってもスペルが違う。カナダ英語は、言葉によって、アメリカ風であったり、イギリス風であったり、いろいろだ。

アメリカ・カナダ・イギリス英語の比

単語

アメリ

カナ

イギリ

メートル

meter

metre

metre

小切手

check

cheque

cheque

中心

center

centre

centre

繊維

fiber

fibre

fibre

color

colour

colour

flavor

flavour

flavour

中止した

canceled

cancelled

cancelled

大文字化

capitalize

capitalize

capitalise

タイヤ

tire

tire

tyre

飛行機

airplane

airplane

aeroplane

昇降機

elevator

elevator

lift

貸し部屋

apartment

apartment

flat

ライセンス

license

licence [名]
license [動]

licence [名]
license [動]

(ja.wikipedia.orgより抜粋)

一応、上図のように分類されてはいるものの、実際は個人の好みによって、どちらのスペルを使っても良い。さすがは移民の国、どっちでもいいよ~、という太っ腹さ。よく言えばおおらか、悪く言えばあまりにも無責任な同僚の勤務態度を見て、普段頭にくることも多いのだが、このあたりアバウトさは、スペルに関してひたすらグータラな私には有難い。

それでは皆様、ごきげんよう。