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暑さを乗り切る方法!
マイク丹治の「グローバル・アイ」
暑さを乗り切る方法!
セールスジャパンという、中小企業・ベンチャー企業向けの営業代行・販路開拓の会社で会長を務める傍ら、いくつかの会社の顧問に就任しており、更に政策シンクタンク・構想日本で政策提言を行っています。
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素晴らしい方法を提案したいところだが、残念ながら何のアイデアもない。ただ、以前と比べても亜熱帯化しているわが国で、電力問題もあって節電と騒いでいる割には、結構オフィスなどに入ると涼しく感じる。
以前米国に住んでいた際に、わが国と比べて冷暖房がオーバーなのに驚いたことがあったが、わが国も同じような状態になってきているのか?そして、それが余計にビルの外に出た際の暑さにつながっている上に、寒暖の差が激しくなって結果として夏風邪の原因となっているとすれば、如何なものか?
ということで、もちろん涼しいオフィスは嬉しいのだが、一方で暑いからと言ってあまり特別のことはしないことにしている。省エネルックなどと言って、背広なし、開襟シャツという服装が普通になっているし、それをどうこう言うつもりはないが、私自身は重要な面談でなければネクタイはしないことがあるが、基本的には背広を着てネクタイをして、どんな暑さの中も歩いている。
まあ、やせ我慢と言えばその通りだが、やはりビジネスの場面でスーツというのは一つの常識だと思うし、自分がウォーールストリートで仕事をしていたころは、一流の金融マンは絶対に背広を脱がない、と言われたものだ。それに、確かに炎天下これで歩くのはきついが、一方でビルの中に入れば決して寒くはない。
それに、電車に乗ると女性がノースリーブで乗ってくるわけで、これに対してこちらも半袖だったりすると、混んでいればお互いに汗だくの肌をぶつけあうことになり、あまり気分の良いものでもない。ということで、心頭滅却すれば火もまた涼し、というのが私の暑さ対策だ。
ところで、また終戦の日を迎えて、様々なことが起こっている。首相は、昨年末の靖国参拝に対する国際世論を踏まえてか、今回靖国参拝はしなかった。しかし、一方で閣僚の一部は参拝し、また自民党総裁として私人としてではあるが玉串料は納めている。
まあ、やったことも中途半端だし、これに対する中韓の反応もまた如何なものか、という印象だ。配慮するなら何もしないという選択肢だってあるはずなのに、何故閣僚を始め政治家になると靖国に行くのか?未だに理解できない。
一方で、相変わらず大騒ぎをする中韓、特に韓国の反応には、一体何がしたいのかとも感じる。たまたま朝日新聞の従軍慰安婦に関する報道の間違いが指摘され、また物議をかもしているが、いつまで不毛の議論を続けるのだろう。
何をやっても、絶対に事実関係についてお互いが合意できるはずのない問題について、ただただいがみ合うということくらい意味のないことはない。お互いに大変だったね、と結論を不明確にしながら、仮にいたとすればという前提で犠牲者の方々に対して遺憾の意を示すことで幕引きは出来ないのか?
一方で、気になる記事があった。先週のエコノミストの記事だが、エノラゲイの唯一の生存者だった方が亡くなった際に、一般市民を14万人も殺戮したとしても、戦争を終わらせたのだから後悔していない、とおっしゃったというのだ。
私は思う。個々人がどう感じるかは自由だし、それは変えようのないことだ。しかし、70年経った世界において、それぞれの傷ついた人々に思いを致せば、このような情報を敢えて流す意味がどこにあるのか?戦勝国であれば何をしても、或いは何を言っても許されるのか?そろそろお互いの勝ち負けや、当時の状況を忘れて、今のそしてこれからの世界を語れないのだろうか?
そして、そのような認識に立てばまた、わが国においても靖国参拝などという愚挙を、更には武器輸出とか、集団的自由権などという先祖がえりは、是非とも厳に戒めるべきではないか?