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会議にもタイプがある

会議にもタイプがある

宮井 弘之

79年生まれ。大手広告会社コンサルティング局所属。近年は、共創力を組織に根付かせるための各種ビジネスソリューションの事業化を推進。著書に『だから最強チームはキャンプを使う』(共著 インプレス社)がある。会議に関する専門資格、会議エキスパート認定試験を主宰。

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前回までのエントリーでは、時間短縮のみを会議の効率化と考える副作用について述べました。
お気づきのように、会議を変えていくヒントの一番とっかかりは会議にタイプがあることを
把握することです。今週はこの会議にタイプ分けについて私なりの考え方を述べさせていただきます。

あなたの血液型は?と聞かれれば多くの人が答えられます。しかし、あなたが今参加している会議のタイプは?と聞かれて即答できる人は殆どいません。会議にも血液型と同じように種類があります。種類ごとに大切なことは変わります。従ってまずは会議のタイプをシンプルに把握し、各々適切な方法論をとることが会議を変える第一歩となります。本稿では、会議のタイプを把握するシンプルな2つの軸を紹介します。ひとつは、会議における目的の軸、共有⇔創造の軸です。会議は、情報を共有するのか、新しいアイデアなど情報を創りだすのかのどちらかの目的に集約できます。もうひとつは、会議における重視点の軸、効率⇔効果の軸です。効率は会議にかける時間の短さを重視し、効果は結果が出るまで、極論すれば時間は度外視します。この2軸を用いて会議を4つのタイプで把握します。

具体的なタイプについてはまた次回以降で整理していきます。