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AKB総選挙からわかった2つの事実からAKBの終わりの始まりを考え、さらに始まりを見出す
»2012年6月 7日
mushatter武士道ブログ
AKB総選挙からわかった2つの事実からAKBの終わりの始まりを考え、さらに始まりを見出す
1982年生まれ 宮城県仙台市出身 株式会社シェアコト / サブカルプランナー 一般企業のプロモーションとアニメを掛け合わせた企画を専門で作っています。 過去実施クライアント様 ドコモ様、ローソン様、マイクロソフト様、GMOインターネット様、など大手企業様の企画を中心に企画を実施。 アニメ活用マーケティングを数字とフレームワーク理解するNED(TEDのパクリ)なども実施。
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6/6のAKB総選挙はソーシャルでもTwitterのプロモトレンドやプロモツイートが仕掛けられ、
「#AKB総選挙」のツイートは20,000件以上となりました。
by TOPSY
7日17時現在、Googleの急上昇ワードでもメンバーの名前が急上昇しています。
当たり前ですがAKBは日本全体に浸透していると言えると思います。
大島優子、篠田麻里子といった初期メンバーが、「若い世代ぶつかってこい!」とか
渡辺麻友さんが「来年は1位を狙います」と言ったのた印象的でした。
つまり、河西智美は一定数のAKBコアファンの頑張りによって27,005票まで獲得したものの、
ライトファンからの認知が少なく、40,000までは伸ばせなかった
それがこの票差に結びついたのではないかという仮説です。
■事実2 17位~32位のアンダーガールズにSKEが8名入っている
上位16名はいわゆる選抜メンバーとして今後のメディア露出を積極的に行っていきましが、
17位~32位の16名はあまりメディアには出ないものの、アンダーガールズと呼ばれ、
注目のメンバーという称号がもらえます。
ここの16名の枠に今回の総選挙で大躍進したSKEのメンバーが8名入っています。
これはAKBメンバーの数より多い数値です。(AKBは6名)
ただしSKEのメンバーは、24位~32位の中の9枠に対して8名であり、
ただしSKEのメンバーは、24位~32位の中の9枠に対して8名であり、
非常に票数も拮抗しています。
ここから至った仮説ですが、この現象は名古屋(栄)のコアファンを中心とした票が
10,000票前後でSKEに集中したのではないでしょうか。
■2つの仮説から考える今後のAKBブームの危機
以上2つの事実から導いた仮説が成立するとしたら、
AKBブームはライトファンとコアファンの間に壁があるのではないかと思います。
その壁とは、コアファンとライトファンのAKB認知の意味合いが違うということです。
コアファンは様々な情報を能動的に取ったり、握手会に行くことで、推しメンを見つけ、
一定数の票を入れている。
一方でライトファンはメディアに出ている中からのみ推しメンを選んでいる。
AKBブームは確かに日本全体を巻き込んでいると思いますが、
このコアファンとライトファンの間に存在する壁を取り払わなければ、
AKBのブームはメディアに出ているメンバーが卒業したタイミングでライトファンが離れ、
縮小してしまうのではないか?とも思ってしまいます。
■AKBブームを永続させる可能性
昨日の総選挙を見て改めて思ったのですがAKBとはプラットフォームであり、
大島優子や篠田麻里子が言うように下のメンバーが循環することで面白いと思います。
しかし、その循環はメディアに出ているメンバー以下のところで、回っており、
ライトファンを巻き込んだ大きな循環ではないのではないでしょうか?
ソーシャルメディア時代は、個人個人がメディアとして発信できますし、
受け取る側も、自分ゴト化された情報を受け取りやすい環境でもあります。
AKBのソーシャル情報はGoogle+(ぐぐたす)を中心にたくさん存在します。
これらの情報をコアファンだけでなく、うまくライトファンにもソーシャルグラフに乗せて
リーチさせることで、ライトファンもマスメディア的にメンバーを認知するのではなく、
いろいろなメンバーを知るきっかけとなり、結果として推しメンを分散させることが
できるのではないでしょうか。
そうしてAKBプラットフォームがライトファンまで巻き込んだ大きな渦の中で循環することで、
上位のメディア選抜までしっかりと循環し、
新たなライトファンを構成することができるのではないかと考えています。
ちなみに僕の推しメン柏木由紀は3位でした。
今後は加えて島崎遥香に注目しております。
Source: r0.prcm.jp via Musha on Pinterest