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お金がなくても生きていけるでしょうか? ~次の一手~

お金がなくても生きていけるでしょうか? ~次の一手~

永松 和洋

ポスドク&非常勤講師生活を経て、私立大学の教育・研究職に従事する一方でポスドク時代に不動産投資を開始。職場の行き帰りの生活だけでは極めて危ういことを知るに至り、現在は会社・社会・国に過度に依存しない生き方を少しずつ実践中。

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お金がなくても生きていけるでしょうか? ~次の一手~

前回のブログの続きです。
今の時代、お金がなかったら、生きていくことはつらいですね。

「金がないのは首がないのに劣り」なんて言葉があるくらいですから。

サラリーマンが会社に提供しているのは、
「時間」と「労働力」であり、
時給~円という言葉は、時間の切売りの象徴とも言えるでしょう。

もともと、お金が発明?される時代以前には、
物々交換の時代があったわけで、つまり、平たく言えば、

「ビジネス = 交換」

なんだと思います。

交換の手段が、現代では、お金と商品・サービスというのが主だと
思いますが、それ以外に、商品・サービス同士でもよいというわけです。

学生時代を思い出してみてください。

定期試験の前に、友達に、
「ノートを見せてくれ」と言った、もしくは、言われた
という経験があると思います。

その時に、気前よく、ただで見せてあげた方もいると
思いますが、
「何か、交換条件があれば、見せてもいいよ」
と言った、言われたこともあるのではないでしょうか。

私は、この行為にヒントがあると思っています。

つまり、拡大解釈すれば、
相手と交換するものが何かあれば、
生きていけることにつながると考えられます。

もし、お金がこの世からなくなったとして、
サラリーマンは、「時間」と「労働力」以外に、

・食べ物と交換できるもの
・衣類と交換できるもの
・住居と交換できるもの

が何かあればよいと考えるとわかりやすのではと思います。

「時間」と「労働力」については、誰でも持っているものなので、
それ以外に、新たな手段を作ることが肝要ですね。

最初は、衣食住に関する何かでよいのではと思います。
それが、私にとっては、不動産でした。まだ旅の途中ですけどね。

もちろん、衣食住以外でも良いと思いますが、
不況になってくると、あってもなくてもよいものが
最初にカットされてしまう
ので、
まずは、生活に根ざしたところから考えればよいのではと
思っている次第です。