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日経IRフェア と 就職活動

日経IRフェア と 就職活動

永松 和洋

ポスドク&非常勤講師生活を経て、私立大学の教育・研究職に従事する一方でポスドク時代に不動産投資を開始。職場の行き帰りの生活だけでは極めて危ういことを知るに至り、現在は会社・社会・国に過度に依存しない生き方を少しずつ実践中。

当ブログ「理系博士研究者の一人が考えるビジネスマインドと実践例」は、2015年4月6日から新しいURL「​http://blogs.itmedia.co.jp/nagamatsu/」 に移動しました。引き続きご愛読ください。


9月3日、4日と日経IRフェアに行ってまいりました。

遅い夏休みです。

以前にも何度か行ったことはありますが、
久々でしょうか。

私自身は、高校生の時から、株式投資を細々と行っており、
もう20年以上で、バブル絶頂の時をなんとなく知っております。

誠ブログを始めさせていただくにあたって、驚いたのが、
清水さんがいらっしゃったことです。

同じ土俵の上でブログを書かせていただいたよいものかと
当初思っていましたし、実は、株に関することも
そのうち書きたいな考えていましたので、
ようやく機会を得たかなと感じております。

株式は、微分積分そのものですからね。
それについてもいずれ書きたいと思います。

  • 本題です

IRフェアとは、上場企業が集まり、
(個人)投資家向けに自社の説明を
するフェアです。

IRとは、Invester Relations の略です。

上記の2日間で、計7名の著名な皆さんの講演がありました。

そこで気づいたのですが、
聴衆の中に、若い人が全く少ないのです。

ほとんどが、見た目が50代、60代、70代の皆さんで、
私と同世代か、私より若い人は、おそらく
5%にも満たない?程度だったように思います。

場所は、ビッグサイトなのですが、
2日目だったでしょうか、ビッグサイト内に
リクルートスーツを着た
学生さんらしき皆さんが大勢いました。

今日書かせていただくのは、そこでふと思ったことです。

"就職という「高値つかみ」 " というタイトルの
ブログを以前に書かせていただきました。

主旨は、もっと将来性を見据えて
会社選びをするのがよいのでは というものです。

その点で、これから就職活動をしようという
学生さんは、就職フォーラムのようなイベントに
でかけるのもよいのですが、

IRフェアに行く方が、もっとよい情報を得られるし、
更に、投資という視点で、会社を見られれば、
現時点で、業績の良い会社を選ぶのもよいと
思いますが、それだけでなく、
将来性という点で選んでみるのもよいのではと
思った次第です。

そうすると、その企業の将来ビジョンや
教育制度など、
初任給や福祉厚生といったもの以外にも
関心が及ぶように思いますので、

もしかしたら、それまでなら、
気に掛けなかったような企業も
視野に入るのではないでしょうか。

例えば、現在、業績のよい会社を
選んだとして、
20年後どうなっているか。

20年前の人気企業ランキングなどを
調べてみれば、何か、面白いことが
わかるかもしれませんね。

株式投資を通して、
見えなかったものが見えてくるし、
無関心だったことに関心が湧いてくることだけは
間違いのないことだと思います。

例えば、日経平均や為替の
日々の情報に敏感になるはずです。

7名の著名な皆さんのお話は、ほとんどが
マクロ的な視点での経済の話で、
政治が機能していない、という内容で始まり、
日本のこの現状に対して、
政策として、どのようなことをすべきかという
提言がありましたが、

政治主導だけでなく、国民主導でも
できることの1つが、株式投資であることも
間違いのないことだと思われます。

今気づいたことですが、
職業柄、ほとんど関係のないような、
誠ブログさんで、ブログを書かせていただく
きっかけも、元をたどれば、
若いころから株式投資を始められた
ことにあるのかなと感じております。

学校の帰りに、たんぱ放送を
聞いていたことを思い出しました(笑)。