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うまく回っている会社と回ってない開発会社の職能相関図を図解してみた

うまく回っている会社と回ってない開発会社の職能相関図を図解してみた

島田 徹

株式会社プラムザ 代表取締役社長。システムコンサルタント。1998年に28歳で起業し、現在も現役のシステムエンジニア、コンサルトとして、ものづくりの第一線で活躍しつつ、開発現場のチームとそのリーダーのあり方を研究し続けている。

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我々、システム開発会社の話です。

デザイン制作とかゲーム系はまた違うと思います。

まずはうまく回ってない会社。


【うまく回ってない会社】
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独善者:実装のしやすさを無視した面倒な仕様決め、厄介な要素技術決めをしてくる極めてワガママな奴。

奴隷:おまえらは言われたことを言われたとおり、ただ死にものぐるいで実現すればいいんだ!

疫病神:この人が笑って帰ってくると、必ず数日以内に不幸の日々が始まる。

宇宙人:何を言ってるのか言葉が理解できない。突然怒ったり泣いたり、笑ったり。とにかく近寄りたくない。

チャンスブレーカー:いい感じでクロージングに近づいていた案件のうち、いくつこいつによって潰されたか。

無能:とりあえず勉強しろ。同じ会社の名刺で会議に出るのが恥ずかしい。


まあ、全体を流れる空気として、仕事とはトラブルであり不幸をもたらすものである、技術とは理解できないものでありお客さんとは隔離すべき、というように捉えられています。


一方、うまく回ってる会社はどうでしょうか?


【うまく回っている会社】
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防護壁:お客さん、営業からの無茶な要望から自分達を守ってくれるありがたい矢面(やおもて)役。

精鋭部隊:どんな難しい指令もきちっとこなしてくれる頼れるプロフェッショナル達。

プロモーター:この人がいないといくら腕を磨いても発揮する場がない。

魔法使い:たぶん無理じゃないかなーと思ったことでもとりあえず伝えておけば、魔法によって実現してくれる。

ドラえもん:困ったときは、泣きつけば、秘密のポッケでなんとかしてくれる。

開拓者:技術者は得てして内向きになってしまうもの。常に新しいフィールドを探してきてくれる存在はありがたい。


こんな感じでしょうか。

ここで、大事なのは、相互にリスペクトして依存し合う関係です。

技術者の本当に良くないところは、この『依存する』というのを何か恥のように感じている人が多いことなんですよね。