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大人のビジネスマナー:40代、50代
»2012年10月19日
学びの体験を創造する ~ セミナー事務局考
大人のビジネスマナー:40代、50代
楽しい学びの場、ワクワクするコンテンツのプロデュースを提供する株式会社オプンラボの代表。 「考える」のではなく「感じる」気づきの場としてのセミナーや研修の企画・プロデュース。強烈な魅力のある個人のコンテンツ作りを得意とする。
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元キャビンアテンダント、現ビジネスマナーコンサルタントの山内さんに聞く、大人のビジネスマナー。
仕事をバリバリする40代
40歳を超えると経験を積み、ネットワークが広がり、仕事が一層充実してきます。そこで、「仕事ができるのに、こんなところがもったいない!」と思う40代のビジネスマナーについて、たずねてみました。
返ってきた答えは、
「電車の中で、大声で仕事の話をする人」
電車の中には、クライアントの関係者、ライバル企業など誰がいるかわかりません。例えばクライアント先を訪問する際、その会社の話や仕事について話してないでしょうか。以前、霞ヶ関駅で乗ってきたグループの一人が、ある省庁の職員証(名前・顔写真付)を首から下げて仕事の話をしていて、人ごとながら妙に気になったのを思い出しました。
飲み会の前後は特に気がゆるむので要注意だとか。
お店という閉鎖された空間で話していたことを、オープンな交通機関でも話してしまわないように。また、飲み会の席は、話題の選び方に品格が出るので気をつけて、とのアドバイス。時にガス抜きは必要ですが、延々と続く悪口や下ネタに辟易としている人がいるかもしれません。
一方、出来る人はここが違うと思うシーンは、相手への「さりげない気遣い」。
誰かに話しかけた際、必ず、今大丈夫かどうか尋ねてますか?部下に対しても「今ちょっといいかな」、「悪いけど〇〇やってくれる?」などのクッションワードを入れて依頼できると素敵です。
立場のある50代
立場がある50代だからこそ、「それをやっちゃだめでしょう」と思うビジネスマナーは何でしょう。
「この年代の男性は自慢話が多くなりがちで、嫌われます」
とばっさり。
長い経験と、確たる実績を残して来た50代だからこそ、数々の武勇伝を話したい。そんな衝動にかられたらどうしたらいいでしょうか。
「成功例は人の話に置き換え、失敗例は人の話も、自分の話としてトークできれば人を惹きつけます」と山内さん。
ううむ。これは難易度の高い大人ならではの洗練された会話術。
ちなみに、女性がいる席で男同士の話題ばかりに熱中する人もNGですよ、と注意。これは年齢関係ありません。つい最近、20代、30代の女性から立て続けに「合コンに行っても男性が固まってもりあがっているんですよ」という愚痴を聞きました。
参加者や状況にあわせた、柔軟なコンテンツ作成能力がキーといったところでしょうか。
一方、「そんなことしていただいて恐縮です♪」という、魅力を感じるのはどんなシーンでしょう。
「〇〇さん、いつも△△してくれてありがとう」と労いや感謝を言葉にできる場面です。
ちゃんと相手を見てないと、心に響くほめ方は出来ないものです。そんなことができる上司は愛されます。
マナーの中でも、今回は特に人間関係を円滑する言葉やコミュニケーションのポイントについて紹介していただきました。
周りの人がどのように思うか、という想像力がとても大切な大人のビジネスマナーでした。
(opnlab 小林利恵子)
大人のビジネスマナー 30代
[講座の案内]
山内博代の「大人のためのマナー講座」
開催:10/20(土)10:00-12:00、場所:浅草
http://www.opnlab.com/events/manner01
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