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限定版って気になりますが......。
「ゲーム大好き!アツめもん」
限定版って気になりますが......。
1万本以上のゲームソフトを所有するゲームコレクターをしつつ、フリーの立場でゲームの開発やライターなど、いろいろやりながらゲーム業界内にこっそり生息中。
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みなさん、「さくら学院」を御存じでしょうか?
前回と同じ書き出しにしてみましたけど、特に意味はありません。前回のブログの内容について誰からも突っ込みを入れられなかったため、きっとボクのキャラクターとマッチしていて、スルーされたことなのでしょう。というわけで、「さくら学院」のことから入ってみます。
「さくら学院」の詳細については前回の記事を見てもらうとして、お仕事として「さくら学院」のことを勉強したかったので、色々と資料を集めていたのですが、その中でどうしても手に入れたかったのが、「さくら学院」のCDアルバムの限定版。
「さくら学院」のCDアルバムの限定版ですが、2011年と2012年に1つずつ発売されています。2011年が「さくら学院2010年度 ~message~」、2012年が「さくら学院2011年度 ~FRIENDS~」。どちらも"年度"と書いてあるのは、「さくら学院」が学校をテーマにしていて、年度の最後にアルバムを発売しているからなんですね。卒業アルバムという意味もあるんでしょうね。どちらも通常版以外に「さ盤」「く盤」「ら盤」の3種類の限定版が発売されています。
最近はAKB48のCDシングルに選抜総選挙の投票権が入っているなど、CDに曲以外のコンテンツを入れることで、1人のファンに複数のCDを購入してもらうという手法がわりと一般化していますので、「さくら学院」のCDアルバムの限定版についてもその一つの形式なのかと思っていたら、これがちょっと違ったんですね。この限定版は、それぞれに「さくら学院」が登場する映像コンテンツの入ったDVDが付いてくるんですよ。
消費者心理としては、「限定版を1つ買えばいいかな」と思うところですが、映像コンテンツを一通り見たかったため、ネット通販でポチッて実際に映像を見てみると、「全部買って正解!」でした。正直、別々にDVDだけ売ってほしいような気もしますけど、まぁ、なんとなく諸事情は理解できます。映像コンテンツは十分に楽しむことができ......役立たせていただきました。もう完全に仕事と趣味の垣根が完全になくなってますけど。
で、ゲームの限定版の話。
ボクはゲームコレクターと名乗っていながら、ゲームの限定版については興味がありません。ゲームの場合、限定版というと、ゲームのキャラクター関連のグッズが付いていることが多いのですが、通常版についていないグッズはあんまり欲しくないんですよね。プレイステーションの『同級生2』やドリームキャストの『ラブひな 突然のエンゲージ・ハプニング』の限定版はあまりにもパッケージがでかくて一部の方には有名で、ボクも一時期は所有していたのですが、通常版をのゲームを入手した後、処分してしまいました。どちらも購入した時、家まで持って帰るのが大変だったんですけどね。
元々、全てのゲームソフトで遊びたいという目的でゲームソフトを集め始めたため、一度整理を始めてしまうと、ゲームソフト自体に変化がない限り、わざわざ限定版を買いたいと思わなくなりました。プレイステーションやセガサターンが登場した後、廉価版というモノが当たり前になった時、最初は廉価版についても購入する範囲として考えていたのですが、収納とかいろいろな事情を鑑みて、廉価版の購入もなるべくしないようにしています。廉価版の方が不具合が直っていたり、色々と調整されていることもあるのですが、最初に出た通常版というモノに興味があるのです。世の中に一番普及しているのは通常版ですから、みんなが遊んでいたゲームを自分でも保管しておきたいのです。
まぁ、こういう書き方をしていると、世のコレクターさんから、「わかってねーな」とか思われちゃうんでしょうね。ファミコンやスーファミの時代だって、同じタイトルでも出荷された時期によって中身が違うことがあるのは知っているんですけど、その辺りのことは突き詰めるとそれだけで一生研究できる材料になるので、個人的にはスルーしてます。その辺、実際にやっている方がおりますし。
そんなわけで、ボクはゲームの限定版についてはほぼスルーしているのですが、ゲームに必要なモノが付いている限定版については、ある程度食いついています。「バラバラで買うよりも安いから」という理由なので、グッズ感覚で限定版に食いつているわけではないんですね。最近だと、Wiiの『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』の「ゼルダ25周年パック」や3DSの『モンスターハンター3G』の「拡張スライドパッドパック」が該当します。
一方、最近、気にしなくちゃいけないな、と思っているのが、限定版にしか付いていないソフトがある場合。ちょっと古いですけど、DSの『逆転裁判4』が該当します。
「ゲームを売っているのに、限定版にしか入ってないのはどうなの?」という気もしますが、ファンサービスとしては間違ってないと思います。個人的にはその手のソフトは積極的に手に入れたいのですが、忙しいと情報を得る機会がないままゲームが発売してしまい、結構すぐに売り切れてしまうため、最近はかなり悔しい思いをし続けています。
限定版商売にも色々な手法がありますので、お店で同じゲームを複数購入している人を目撃しても温かい目で見てあげてください。あと、ゲームの限定版を収集している方へ。ボクはあなた方を否定しません。むしろ、興味があります! 先日発売した電子書籍「ゲームコレクター・酒缶のファミ友Re:コレクション1」( http://www.pubooks.jp/item/detail?id=386 )の続編でぜひ限定版コレクターの方に取材したいので、我こそはという方はぜひご連絡ください。
「さけかんの ゲームコレクターレベルが あがりました!」