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6月28日まで東京ビッグサイトで開催中のISOT(国際文具・紙製品展) 2013。初日に行ってきました。
一言で感想を言うと......楽しい!! うっかり仕事であることを忘れてしまいそうになるくらい、気になる文具が目白押しでした。ISOTを取材したのは今年が2回目だったのですが、昨年は動画中継の手伝いなどがありでろくに各社のブースが見られずじまい。今年初めて展示会場を広く取材できました。
誠 Biz.IDでいくつか記事を公開しましたので、よかったらご覧ください。
ここからは記事では紹介できなかったのですが、個人的にいいなと思ったものを画像多めで紹介します(記事化できなかった理由は誠 Biz.IDのメイン読者層が男性なので、女性をターゲットにしたものは取り上げにくいと判断したためです)。
●ついめくりたくなる「メモスタンドメモ」
まずはデザインフィルさんのブースにあった「メモスタンドメモ」。こちらは9月発売予定のものです。ふせんの横と下部分にのり付けしていて、枚数が多いとふせんとふせんの間にはがしたふせんをはさめる仕組みだそう。Sサイズ(600円)とMサイズ(700円)があります。
面白いのは、1つの商品につきふせんの絵柄が4種類あって、それぞれに意味があること。四季をイメージさせる花の絵柄や、くじゃくが成長していく過程の絵柄など、次はどんな絵柄になるのだろうと思わせるワクワク感があります。ふせんの中にふせんをはさむのも遊び心があっていい感じです。
●あれ、お皿? なメモシート「DOT PLATE」
続いてはマルマイさんのブースで見つけた「DOT PLATE」。マルマイさんと言えば今年の日本文具大賞、デザイン部門で優秀賞を受賞しました。
そんなマルマイさんは受賞した「Kails」シリーズ以外にも、人に何かを伝えるときにちょっとした気遣いができるアイデア商品を展示しています。中でも私がいいなと思ったのが「DOT PLATE」。紙皿みたいな見た目のメモシートです。お菓子などをのせてメッセージを書き込んだり、アイデア次第でオフィスコミュニケーションの活性化にも一役買いそうです。
もう1つは「こころふせん」。「ありがとう」や「おつかれさま」「ごめんね」といった一言が書かれたのし付箋です。お土産のお菓子を渡すとき、落ち込んでいる同僚をさりげなくはげますとき、いつもお世話になっている他部署の人に差し入れをいれるとき――そんなさまざまな感謝のシーンで使えそうです。
「こち」というシリーズ名ののし袋もよかったです。のし袋を使う機会はほとんどない私なのですが(最近は友人の結婚ラッシュで使いますが、基本的には買わないです)、そんな特別なときにだけ買うからこそ、贈る楽しみも味わいたいもの。上質な紙に赤い紐で「good」や「happy」「love」などが書かれています。最近数字バージョンも加わったようで、七五三「753」成人「20」還暦「60」を祝うものがそれぞれありました。
●見られたくないスマホ内の画像を管理できる「ピコットフセン」
以前、記事「整理してなかったiPhoneのカメラロールをうっかり見られちゃった! を防ぐ『ピコットフセン』」で紹介したカンミ堂さんのスマートフォンと連係するふせん。約1×2センチ(横×縦)の小さなふせんにQRコードが印刷してあり、一見「何ぞや?」と思うのですが、これがすごいのです。
QRコードをスマートフォンで読み取り、端末内にある画像を選択すると、それらとQRを紐付けられるのです。つまり、スマートフォンのカメラロールに時系列にたくさんある画像をQRコードで整理できる。「料理」「イベント」などタグを付けられる感覚です。
使い方は人それぞれ。カンミ堂さんのブースでは、社内で挙がったというピコットフセンの使い方を紹介していました。
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以上、個人的にほしいと思った文具でした。誠 Biz.IDでは後日、文具王こと高畑正幸さんに今年のISOTを振り返ってのインタビュー記事を掲載予定です。文具王が選ぶISOT 2013のオススメ文具とは? ぜひお楽しみに!