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今日、ナイキの秋モノコレクションの内覧会にうかがいました。いろいろ展示されていたのですが、それらはオイオイ記事で書くことにして。
同社がスポンサードするマンチェスターユナイテッドFC、アーセナルFC、FCバルセロナの2011/2012年シーズン用ユニフォームも展示してありました。どこも歴史と伝統に裏打ちされた強豪クラブです。
サッカーファンとして見るだけでもワクワクするのですが、ユニフォームがペットボトル由来の再生ポリエステル素材でできていると聞いて、びっくりっす。それも、日本製と台湾製のペットボトルが原料なのです。ひょっとしたら自分が飲んだペットボトルが、強豪クラブのユニフォームになってあこがれの選手が着ていたら……なんて想像したらムネが熱くなってきませんか?
実は、これまでにもシャツは再生ポリエステルで作られていたらしいのですが、新シーズンからはシャツ、パンツ、ソックスまで再生ポリエステル製に。一式で、500ミリペットボトルが最大13本使われます。
こうすることで、通常のポリエステル原料から生産するよりも最大で約30%のエネルギー消費が抑えられます。また、約1億本のペットボトルが埋め立て処理されることなく、再利用できます。各チームのレプリカユニフォームは、6月から7月にかけて発売される予定です。
●見えないおしゃれ
ちなみに、マンUのユニでは、シャツ前面の内側とクラブエンブレムの裏側に「Relentless(絶え間ない)」というメッセージが書かれています。成功を常に追い求めよう、最高のトロフィーに向けて勝ち続けようという意志そのものですね。
アーセナルのユニも、前身ごろの内側とエンブレムの裏側に「Victoria Concordia Crescit」というラテン語が記されています。意味は、調和による勝利。これは、1949年から2002年まで使われたエンブレムの中に記されていました。なお、ソックスの裏面には、クラブの創設年を示す1886という数字も書かれています。
バルサのユニでは、襟の内側に「Tots unit fem forca(団結して我々は強くなる)」というクラブモットーがあしらわれています。こうしてみると、外からは見えないけれども、実は……という仕掛けがたくさんあるものですね。