本気であれば、お金がないことも、時間がないことも、人脈がないことも、すべて解決できる。

●解説

精神論だと思わず、少しお付き合いいただけると幸いです。

わが333営業塾の吉見塾長は、48歳のときに10年以上共同経営していた卸会社が倒産してしまい、ハローワーク通いとなりました。

48歳で、営業ばかりしていて、資格を持っていない人間の就職はほぼ不可能なのだそうです。就職を早々とあきらめて、独立することにしました。

しかし、それにしたって、会社倒産で借金を背負っている身。物品販売なんて、広告宣伝費のかかるようなことはできませんでした。

では、どうしたか。

塾長は、なんとバイトをしながら、空いている時間をコンサルタントになるための勉強に当てたんだそうです。

どんなことでも1万時間勉強すればモノになる。根拠はよく分かりませんが、塾長はこの1万時間説を信じて、勉強を続けた。

睡眠時間をちょっと削れば、1日4時間勉強できる。1万を4で割ると、2500日。約7年でプロになれる！

で、実際に7年間、このような生活を続け、3年前から商工会議所の講師を始めました。

今では、日本中の商工会議所や地方自治体主催のセミナー、あるいは著名コミュニティから引っ張りだこの講師となっています。

また手前味噌ですが、333営業塾では、法人相手のコンサルタントをやるというあきらめかけていた夢を現実化。発足1年を待たずして、目標の5社が早々と埋まってしまいました。

48歳にして、バイトをしながら7年計画で勉強して、50代中盤以降に夢をかなえているのです！

●ポイントは、本気かどうかだけ

実は、このような事例は、私の身近な人たちだけでも、次々と出てきます。

一番のポイントは、本気かどうかだけなんですね。

吉見塾長は、本気でコンサルタントになりたいと思ったから、7年間バイトをしながら勉強を続けるなんてことができたわけです。で、実際に花が開いた。

他の人たちも同じです。

勘違いしてほしくないのは・・・

バイトをしているから真剣ということではなく、真剣だからバイトも辞さないということなのです。本末転倒しないでくださいね。

お金がない、時間がないと、人脈がないと簡単にあきらめる人が多い。

そうではなく、

• お金がなくても、やれることを探す
• 時間がなければ、やれる時間を作る
• 人脈がなければ、人に会いに行く

というマインドが大切であり、そのようなマインドは本気でない限りは持ち得ないということなのです。