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一番の励ましの言葉(#208)
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(Q)本当に落ち込んでいる人を励ますにはどうしたらいいのか?
落ち込んでいる人を励ますのに、「頑張って」というのは禁句だそうです。また、アドバイスはもっといけないそうです。
怒鳴りつけるというショック療法もあるでしょうが、これは師弟関係、しかも師に対するよほどの信頼関係がないとうまくいきません。
そこで、多くの人がすることは傾聴することですが、本当に悩み苦しんでいる人には不全感をおこさせることがあるようです。
少し気の効いた人であれば、相手のいいところを見つけて誉めるようです。ですが、ネガティブな気持ちにある人には、見当違いの誉め方をされても・・・という受け取られ方をすることもあるようです。
私が、以前人間関係に自信を失っていたときに、ある人から励まされて、一瞬で復活したときの話をします。
その人は、最初は大丈夫だよとか、なるようにしかならないよとか言ってくれていたのですが、こちらの様子が尋常でないことに気がついてこのように言ってくれました。
「人間関係で悩んでいるみたいだけど、好きな人とだけ付き合えばいいんじゃないの?」
「じゃあ、××さんは、ぼくとなんで付き合ってくれているんですか?」
「それはね、そうやって悩み苦しみながらも最後は自分で答えを見つけて成長していくところが好きだからだよ」
こうやって書くとかなり「くさい」なあという感じもします。でも、そのときは本当に涙が出ました。そして、一瞬で悩みが解決しました。
(今日の一言)落ち込んでいる人を励ますときは、あなたのここがいいと言うよりも、あなたのここが好きと言う。
営業においても、御社のここが好きだから、ぜひ取引したい、というような言葉は殺し文句になるかもしれませんね。
なお、今日はちょっと形式を変えてみました。
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