誠ブログは2015年4月6日に「オルタナティブ・ブログ」になりました。
各ブロガーの新規エントリーは「オルタナティブ・ブログ」でご覧ください。
2月2日 自分の働き~言わなくても分かっている人は分かっているし、分からない人は言われても分からない(#255)
»2011年2月 2日
ビジネスライターという仕事
2月2日 自分の働き~言わなくても分かっている人は分かっているし、分からない人は言われても分からない(#255)
ITブレークスルー代表、ビジネスライター
当ブログ「ビジネスライターという仕事」は、2015年4月6日から新しいURL「http://blogs.itmedia.co.jp/toppakoh/」 に移動しました。引き続きご愛読ください。
自問自答)今の自分の働きは「いくら」か。半年後、1年後には、どれほどの「働き」ができるのか。
給料の3倍は働きなさい、できれば10倍は働いてほしいという話ですが、まあ、そのぐらいのつもりで働いてほしいのは、どの経営者も思うことでしょう。
正直、この話だけではいただけません。
というか、これだけで給料の何倍も働ける人は少ないし、いたとしたらかなりすごい人であり、であれば言わずもがなという話だということです。
また、給料の3倍でも10倍でもいいのだけど、その定義自体が曖昧です。
たとえば月給30万円として、月90万円の売上を達成すれば給料の3倍働いたことになるというのなら、会社は潰れます(笑)。
10倍の300万円なら財務的には問題ありませんが、売上至上の成果主義でも、すでにいろんな事例があるように会社は潰れます。
なので、売上という話でもない。何をもって給料の何倍働いたといえるのか?
私は給料以上に働けということを否定するつもりはありません。
でも、松下幸之助さんには申し訳ありませんが、こんな突っ込みどころ満載のことは言わないほうがいいように思います。
今日の一言)言わずもがなの説教はしないほうがよい。