自問自答）尋ねることで"わずらわしさ"が生まれるかもしれない。けれど尋ねてこそ、"納得"が生まれ、正しい自己評価ができるのだ。

「追記」にありますように、私は「美経倶楽部」という経営者・自営業者あるいはそれらを目指す人のコミュニティを主宰しています。

コミュニティのメンバーのことというよりは、より一般的な話として、「相談できない人は、成功しない」という論を展開しています。

本当にまさにいまそれをやっているところで、松下幸之助さんも迷いがあると、先輩に次のように尋ねたのだと知り、我が意を得たりと感じました。

「今、自分は非常に迷っています。この仕事がやりたいのですが、はたして自分に、また会社に、その実力があるかどうか、自分や会社に適した仕事であるかどうか、私には分からないのです。あなたとしてはどうお考えになりますか」

『松下幸之助 成功の金言365』

何という飾りのない相談でしょうか？

私が思うに、相談できない人は、プライドが邪魔していたり、きちっとまとまった「かっこいい」相談をしたいと思っている のではないでしょうか。

「経営の神様」にして、この率直で「かっこわるい」相談。いや、これができるから「経営の神様」になれたのでしょう。

今日の一言）「経営の神様」でさえ、迷ったら率直な相談をする。いや、だからこそ「経営の神様」になれた。