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3月5日 一日一回~素直になるのは遠大な道だが、すぐに効果もある(#286)
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自問自答)松下幸之助は晩年に"自分は素直の初段"と言っていたという。ならば、自分は"素直な心"の何段だろうか、何級だろうか――。
松下幸之助さんは、"素直な心"という考え方をとても大事にしていて、あらゆる本にそのことを書かれています。
特に松下政経塾では、若い人たちに"素直な心"が一番大事だと伝えたかったのでしょう、松下政経塾の塾訓は、以下のとおりとなっています。
素直な心で衆知を集め、
自修自得で事の本質を究め、
日に新たな生成発展の道を求めよう。
松下さん自身は、"素直な心の初段"になるのに30年かかったといいます。
私がこの考えに触れたのは、47歳のときだったので、普段から心がければ77歳、つまり喜寿のときには"素直の初段"になれるかもしれないと一念発起しました。
以来、私は朝起きるときに、松下政経塾の塾訓を100回唱えることにし、すでに半年近く続いています。
かくいう私は、"素直の何級"かといえば、入門したばかりなので、30級だと思います。1年に1級ずつ進んでいく勘定です。
実際、まだまだだと感じる局面は多々あります。
私はあるコミュニティを主宰しているのですが、なかなか衆知を集めるのは難しい。
素直な心が足りないからだと痛感しています。
というのは、こちらがしている質問と違う回答や、自分に対する否定的な意見に関しては、イライラしたり、悲しくなったりするからです(別のきっかけで腹を立てないようにしているので、腹は立ちません)。
イライラや悲しみをストレートにコメントしてしまうことも多々あります。私は本音と建前を使い分けるのが、きわめて苦手なのです。
とはいえ、30級でも、立ち止まって考えることはできるようになりました。
イライラしている自分、悲しい思いをしている自分を、短い時間で冷静に省みることができるようになりました。
そうすると、イライラや悲しみの根本原因は自分にあるということが分かることが多いのです。これは、大きな成長を私にもたらしてくれます。
素直な人は、イライラや悲しみを経由せずに、すぐに省みることができるのだと思います。いや、その境地になれば、たぶん省みることもなくなっているのかもしれません。いずれにしろ遠い境地ですが、近づいている実感はあります。
100回唱えても、だいたい8分弱で終わります。それだけで着実な成長は感じられるので、試してみてはいかがでしょうか。
これをはじめてよかったと思うのは、たとえ8分程度の良い習慣でも、はじめてみたら次々と良い習慣が増えていくからです。
はじめた当時(たった半年前です)には想像もしていなかったのですが、私は今毎日、よほどの悪天候でない限り、4kmから10km程度のウォーキングをしています。無理は続かないので、外出があるときは、たとえば日本橋から青山一丁目まで歩くというやり方をしています。
また、これはあえて2日に1度と決めていますが、筋トレも習慣になりました。
レコーディングダイエットもはじめました。以前は1週間続けばいいほうだったのですが、すでに1ヵ月続いており、その間に3kg以上の減量に成功しています。
良い習慣は、良い習慣を呼びます。
良い習慣で1日を埋めている人がいますが、そのような人たちも最初は、小さな習慣から始めているようです。
今日の一言)良い習慣を身につけたければ、最初は時間はかからないが少し面倒だと思うことからはじめるとよい。
『奇跡の営業所』韓国語版が手元に届きました。みなさまの応援のおかげです。
http://ameblo.jp/sigmor/entry-10819975460.html
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本年の一日一言は、『松下幸之助 成功の金言365』を毎日1ページずつ読んで、自問自答するという趣向です。
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