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【自由と自分軸】常識や知識は変化する
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今回は、「常識や知識に囚われている」ために不自由な人がどうしたらいいかについてお話ししたいと思います。
常識や知識に囚われると、その中でしか選択肢がなくなるため、結果として自由でなくなります。
●なぜ常識や知識に囚われるのか?
そもそも常識がなければ人間社会は成り立ちませんし、学習や経験を知識として蓄えていかなければ知恵も形成されていきません。
なので、常識や知識を大切にすることは重要なのです。
しかし、常識も知識も時代とともに変わっていくということを忘れてはいけません。
天動説が常識だったのが地動説が常識になってしまったように、時間・空間は不変だったのがアインシュタインがどちらも伸び縮みするものだと指摘したように、常識も知識もどんどん変化します(しかも知識は更新されるだけでなく増加もします)。
常識や知識に囚われる人は、これらが変化するということを忘れているのです。
●どうすれば常識や知識に囚われなくなるのか?
カエルを水から茹でると変化に気づかず茹で上がってしまうということをよく聞きます。
実験したことがないので本当かどうかはわからないのですが、ありそうなことです。実際に変化に気づかず「茹で上がって」しまった人や会社を、我々は多数知っているからです。
そこでお勧めしたいのが、定期的な自分軸の見直しです(下図)。
自分軸を観直していると、違和感を感じるところが出てきます。なんでこんなふうに考えたのだろうと思う個所は、常識が変化していていたり、自分の知識が増えていたりすることが原因でそう思うところなのです。
そこを修正していけば、変化に追随できるようになります。
●僕の場合
僕自身、常識や知識に囚われるタイプでした。過去形を使っていますが、最近までそうでした。いや、今もその傾向は残っているかもしれません。
ただ、少なくとも、自分の目や耳で確かめたことを優先しようと思うようになりました。これは、取材したことをまとめるという仕事が主になったからです。
自分で見聞したこと以外はできるだけ言わないということを習慣づけると、常識や知識が疑えるようになりますし、自分軸の見直しもしやすくなるようです。