私は、＜らしさ＞軸（旧称「自分軸」）ということを提唱しています。

昔と比べて、ビジネスが難しくなった。以前は半年や1年という単位で試行錯誤をしていけばよかったが、今は、そのサイクルがどんどん短くなっている。

毎日、仮説検証して、次の手を打たねばならない。そうなると、失敗の回数が多くなるのも必然であり、心の弱い人は続かない。ぶれない軸が必要なのだ。

まあ、このような動機付けをしているのですが、偉い人は、昔からそんなことは当たり前だと思っていたようです。

松下幸之助さんの言い方がすごい。一日に百回転しろと言っています。それも昭和50年に出た本の中でです。

もののたとえとは思いますが、そのぐらいの勢いで試行錯誤していったのでしょう。

私など本当に凡人だと思い知った次第です。松下さんはどうやって自分を保っておられたのか、このことを考えるのが、今年いっぱいの課題となりそうです。

今日の一言）今の時代、たくさん失敗した者が勝ち。だから1日に何度も失敗しよう。