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4月6日 心の体験~こんなときだからこそ(#318)

4月6日 心の体験~こんなときだからこそ(#318)

森川 滋之

ITブレークスルー代表、ビジネスライター

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どっきりすることの多い『松下幸之助成功の金言365』ですが、今日も、この日が来ることを知っていたとしか思えない言葉がありました。

幸いにして、というと語弊があるかもしれないが、今日は非常な困難で、平常時では味わえないいろいろな体験が得られるときである。それだけに、日々こうした心の体験を重ねていくことが、それをよく生かしていくためにも大事ではないかと思うのである。

この記事は、昭和48年から5年間続いた読売新聞の「経済談義」というコラムに載っていたものです。

「今日」がいつなのか正確な日付はわからないのですが、この5年間はオイルショックとドルショックを経験して、日本が一気に暗くなった時期でした。

大阪万博の夢が一気にしぼみ、『ノストラダムスの大予言』という本が大ベストセラーになり、マンガも『漂流教室』など暗いものがはやりました。人類の未来はもうないのではというような時期でした。

当時、石油はあと30年もたないと言われていたのを思い出します。トイレットペーパーの買占めなんかもありました。

「こうした心の体験」というのはどういうものか補足しますと、最終的な成功・失敗も貴重だが、日々の成功・失敗を評価し、反省し、体験として積み重ねていきなさい、ということのようです。

3月11日以来、私だけでなく、多くの人が毎日の自分の心の動きを見つめなおしてきたのではないでしょうか。3月中は、一喜一憂あり、将来の不安あり、感情の波ありで、心が乱れていた人も多いようです。私もそうでした。

4月に入っても引きずっている人も多いようです。これから大きなショックが来る方もいるかもしれません。幸い、私の周りでは、4月に入ってから開き直って、本格的に動き始めた人が多いようで、ちょっと安心しています。

今日の一言)困難な時期だからこそ、自分の心の体験を記録しておこう。あとで財産になる。