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4月11日 心を売り、心をいただく~これからの商売にもっとも求められること(#323)
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先日ある方と話をしていて、変わったなと思いました。
以前から人のお役に立つことがビジネスの基本という言い方をされていたのですが、その割には集客のやり方などにガツガツしたものを感じていました。
ところが、今は、彼は本気でそう思っているというのを強く感じたのです。
元々商売が分かっている人なので、直感的に悟ったのでしょう。ガツガツしたものがまったく消え、崇高ささえ感じました。この方はこれからますますうまくいくだろうと思いました。
松下幸之助さんの言葉を引用します。
お互いに厳しい商戦の日々を過ごしています。しかし、その厳しさに打ち負かされはしない。むしろその中に大きな生きがいと深い喜びを感じているのです。なぜなら、それは単なる売り買いではなく、懸命な奉仕の毎日であり、そこによき心がかよいあっているからではないでしょうか。
これからは間違いなく心根にいやしいものがある人は淘汰されていきます。本気で、自分がどれだけ人の役に立てるかを考える人だけが生き残れると思います。そのときのモチベーションは、お客様とどれだけ心が通わせられるかということになります。
さらに言えば、世の中は循環しているということを忘れてはいけない。お客様に奉仕というとなにやら一方的に聞こえますが、世の中にお客様がいない人は原則いません。お客様への奉仕はめぐりめぐって返ってくる。その循環から外れると一気に大変なことになるわけです。
今日の一言)生き残りたければ、自分がどれだけ人の役に立てるかということを本気で追求しよう。