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4月17日 意欲と執念~仕事をしていることが自然だからいいのでは?(#329)
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「週刊突破口!」というメルマガを発行しています。
明日発行分にて、ボケないためには、体や頭を鍛えてはいけないという話を紹介しました。
これと松下幸之助さんが紹介している平櫛田中(でんちゅう)さんという人のエピソードはいっけん矛盾するようですが、実は同じ話ではないかと思いました。
松下さんの話を、要約するとこうなります。
平櫛さんは、明治5年生まれ。明治・大正・昭和の三代に渡り、日本の木彫の第一人者でした。
松下さんが70半ば、平櫛さんが100歳近くのときにこういわれたのだそうです。「60、70は鼻たれ小僧。男盛りは100からですよ」
実際、平櫛さんは100歳のときに50年分(Wikipediaでは30年分)の木材を庭に積んでいたとのこと。執念ともいえる強い意欲に打たれた。
こういう話です。
体や頭を鍛えている人がなぜボケやすいかは、明日発行のメルマガを読んでいただきたいのですが、簡単に書けば、自分で何でもしようと無理をしているからといえます。
平櫛さんは、無理ではなく、仕事をすることが自然な姿になっていたのでしょう。執念というのとは、少し違う境地ではなかったか(その辺は実際にお会いした松下さんのほうが正確かもしれませんが)。
この境地、目指したいところではあります。
今日の一言)仕事をすることが自然だという境地を目指したい。