「誠実な熱意は、思わぬ加勢を引き寄せ、事が成就するということが多い」と松下幸之助さんは言います。

知識も才能も大事だが、それらはなくても誠実な熱意さえあれば仕事はできる。松下さんはこういうのですが、稲盛和夫さんもまったく同じことを言っておられるようです。

振り返ってみれば、能力がない人間よりも、自分には能力がないとあきらめている人に我々はどうも腹が立つようなのです。そして、そういう人を能力がないという言葉でくくってきました。

実際は能力ではなく、熱意が足りないだけ。

たとえ能力があったとしても、仕事というものは、常に新しいチャレンジを求められる。なので、能力があると見えている人も、実際は同じ苦労をしています。

また、知識や理論で解決できる領域は小さいし、仮に知識や才能はなくても、成功している人は、それらを持っている人を使いこなしているだけということが多いようです。

今日の一言）知識や才能がないことは、仕事のできないことの言い訳にはならない。