松下幸之助さんは、新入社員が入ることによって、新鮮な雰囲気が生まれ、先輩も初心に返って心機一転するといういい面もあるが、新人に手間がかかることで一人当たりの能率は低下するので気をつけよ、とおっしゃっています。

しかしながら、新人は毎年入社してくる（少なくとも松下電器はそうだったはず）ものなので、こんな話をして、いったいどうなるのかと正直思いました。

こんなことは、毎年新人を迎えているベテラン社員は、誰でもそう思っているに違いないからです。

もっと大事なことは、たぶん新人がものになったと思ったらすぐに辞めてしまうというような会社にしないことのように思います。

今日の一言）新人にどれだけ手間がかかるかを思い出して、人が定着するような会社を作ろう。