実は何人かの方が、同じ『松下幸之助 成功の金言365』をネタにブログを書いておられましたが、私の知る限りでは私以外の全員が挫折しました。

聞いてみたわけではないので推測にすぎませんが、理由はなんとなく分かるのです。

それは、松下幸之助さんとはいえ、毎日毎日目からウロコの話で365日分、なんてことはないからです。

それどころかどちらかというと松下さんの話は、いっけんありきたりだったり、あるいは実際にありきたりだったりすることもあります。

今日のは、本当にありきたりでして、戦前ナショナルランプの新聞広告を出したときに、コピーはもちろんのこと、フォントのサイズ、間隔など見栄えも考えていたら3日かかったという話でした。

中小企業が新聞広告を出そうと思えば、3日ぐらい考えるのはあたりまえです。実際はもっと考える会社のほうが多いのでは？さすがにこの話から、参考になる話を引き出すのは、私の力量では困難でした。

というような困難をみなさん経験し、その上たぶん読者も集まらないので、挫折してしまうのだろうと想像します。

私といえば、すでに意地になっているし、これを1年間やりとげれば、ライターとしてのものすごい成長につながると思って続けている次第です。

今日の一言）制約条件は成長条件（福島正伸氏の言葉より）