5月もあっという間だったように思いますが、ゴールデンウィークは遠い昔のことのようにも思います。こういう時間間隔に共感してくださる方は多いのですが、いったい何なんでしょうね。たくさんのことが一瞬で過ぎ去るからなのでしょうか？

『松下幸之助 成功の金言365』における5月のテーマは「仕事に徹する」ということで、私には耳の痛い話が多かったです。

今日のも耳が痛い。

すごく簡単に言うと、松下幸之助さんは会社の業績が悪いのは社員のせいではなく自分の責任だと思っているから、部長も課長も部下のせいにするようなことだけではなく、とにかく言い訳はいっさいしないことを求める、という話です。

言い訳ばかりしている人を人は嫌うわけですが、しかしながら言い訳していない人なんてほとんどいません。

言い訳というのはとっさに出てしまうものなのです。自分を守るための本能のようなものなのでしょう。そもそも部下のせいにするなんて、自分を守りたい一心以外の理由ではありえません。

だからこそ、言い訳をしない人は強いといえます。自分を客観的に見つめ、とっさに言い訳しようとする自分をそれより早く止めることができるわけですから。

私は弱さを自覚していますので、言い訳をしないよりも、そうしていると指摘されたら、素直に謝ることにしています。

今日の一言）言い訳をしないのは強い人。弱い人は、言い訳をしてもいいから、そう指摘されたら素直に謝ろう。