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7月5日 具体的な指示~その特徴(#408)
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松下幸之助さんは、部下に具体的な指示をしろと言います。
具体的と詳細を取り違えている人は多い。
もちろん具体的に指示をすると詳細になっていくことが多いのですが、抽象的な指示でも詳細にいうことはできる。どちらかというと、抽象的で細かいことを言う人が多い。あるいは肝心なところだけ抽象的にいう人も多い。
具体的な指示とは、5W1H(私は6W という言い方をし、WhoとWhomを区別しますが、今回の話ではどちらでもいいでしょう)のいくつかが明確になっている指示です。ただし、全部が明確でなくてもいい。
具体的だけど、細かくない指示もあり、松下さんは、これが得意だったようです。それは、Who(m)がはっきりしている指示です。
要するに、誰々に教わってこい、というものです。誰々ならよく知っているから聞いてこい。それでダメなら他の人に仕事を譲れ。
私がSE、つまり技術者をやっていたときに、一番役に立った指示は、今振り返ると、まさに「誰々に聞いてこい」、でした。
今日の一言)誰が何を知っているかという情報をストックし、その人とコンタクトする手段を確保しておこう。そうすれば、指示が抽象的とか細かすぎるとか言われなくなる。
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本年の一日一言は、『松下幸之助 成功の金言365』を毎日1ページずつ読んで、自問自答するという趣向です。
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新しいブログをはじめました。 → 悩み、考えることが好きな人のための哲学の森と川