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7月25日 やれば必ずできる~やっぱりそういうこと!(#428)
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昨日は、状況をイメージして、それを目指せばいいという話をしましたが、松下幸之助さんもやっぱり同じようなことを言うわけです。
物事というものは、責任者ができないと思ったならば、できるものでもなかなかできません。しかし、責任者が"これはやれば必ずできるぞ"という考えに立ち、(中略)「これは、こういうことでやりたいと思う。諸君、やってくれるか。私はやれると思うから、諸君もぜひ力を尽くしてほしい。諸君が協力してくれるなら、自分が先頭に立ってやるから」と力強く訴える。(『松下幸之助 成功の金言365』)
ところで、我々が相談を受けてきた社長の多くはこう言います。「社員が協力してくれないからできないんだ」と。
気持ちはよく分かります。中小企業では、社員一人を雇うのも大変です。やっと仕事を覚えたと思ったら、ちょとした不満で会社を辞める人も多い。
しかしながら第三者から見ると、下図のように「社員に気を遣い過ぎる⇒大きな方向性が共有できない⇒ちょっとしたことが不満になる⇒社員が辞める⇒さらに社員に気を遣う」という悪循環ができてしまっていることは否めません。
この状態を気にせず現状維持でいくか、多少社員が辞めてもいいぐらい会社を大きくするために大きな方向性を語るか、社長の取るべき道はどちらかだと思いますし、私はどちらでもいいと思いますが、いずれにしろ社長業というのは辛いものです。
今日の一言)必ずやれるというビジョンと熱意を持てば、必ずやれる。