松下幸之助さんは、大きな失敗は本人も考えた上でのことだから、励ましつつ、今後に活かせるように指導しろ。小さな失敗は、本人の不注意によるものだから厳しく叱責せよ。みんな逆にしているのではないか？と言います。

ちょっと目からウロコだったのですが、よく考えると、小さな失敗で厳しく叱責したら、以後小さな失敗の報告は入ってこなくなるのではないか？

大事になってから報告されてもなあ、と私などは思います。

いまどき、叱責自体が流行らないように思います。

まずは、小さな失敗でも報告されるような雰囲気を作る。なので、むしろ報告したことを褒めるぐらいの気持ちが必要です。そのうえで、そういう失敗を繰り返していたらどうなるか、たとえ話でもして諭す。

いやあ、つくづくリーダーというものは、大変だと思います。

今日の一言）失敗を叱責しない。