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10月8日 一軒のお得意を守りぬく~行徳で生き残っている居酒屋の共通点(#503)
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一軒のお得意を守り抜けば、そのお得意が百人の新しいお客を連れてきてくれる。逆に守りきれなければ百人のお客が去っていく――松下幸之助さんのいうことはいつも耳に痛い。
私は、このようなことがきちっとできていない、これからはそうしようと反省しています。ただ、合う人が少ないのが悩みの種ではあります。自分を変えろということなのでしょうが・・・。
私のことは置くとして、近所の居酒屋について考えました。というのは、先日買い物をしていたら、近所の居酒屋のご主人に挨拶されたことを思い出したからです。
行徳は、けっこうな居酒屋激戦区でして、繁華街というよりは住宅地に近いのですが、居酒屋は多い。そのため駅の近くの居酒屋がすぐにつぶれたりします。
その反対に、立地では多少劣るのに、いつまでもしぶとく続いている居酒屋もあります。
何が違うのか考えたのですが、お客に何度もきてもらおうという細かい気遣いがあるかないかだという気がします。
いくつかなじみの店があるのですが、そこの店主や奥さんは道ですれ違ったら必ず挨拶してくれるのです。
まあ、私の名前を知っている店であれば当然ですが、さきほど話に出てきた店主は、私の名前を知りません。かなり流行っている店なのに、店員は少なく、店主はずっと料理を作り続けているので、話をする暇もないのです。店員が少ないのに注文はほぼ頼んだ順に、忘れられずに出てきます。
しかし、常連の顔は頭にはいっているんですね。どこで会っても挨拶してくれます。
他にも生き残っている理由はたくさんあるのでしょうが、お得意の顔は忘れないという基本的な部分ができていることは大きいのではないでしょうか。
繁華街にいけば、別にこうでなくても流行っている店はありますが、住宅街でやるなら必勝法であるのは間違いありません。
今日の一言)居酒屋を成功させたければ、常連の顔はすべて頭に入っていること。
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本年の一日一言は、『松下幸之助 成功の金言365』を毎日1ページずつ読んで、自問自答するという趣向です。
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