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11月2日 感激~別にきれいごとにしなくても・・・(#528)
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松下幸之助さんの子供時代が貧しかったのは有名な話です。
はじめて丁稚奉公したときに、半月して五銭銅貨を一つもらったのだそうです。
当時は五銭で和菓子屋の饅頭が2つか3つしか買えなかった。イメージ的には現在の500円玉ぐらいの感じでしょうか。それをもらって松下少年は目を見張って感激した。
なぜなら、家では五銭銅貨など見たことがなく、あるのは一文銭だけだったからです。
そうすると人間、それこそ現金なもので、それまで毎晩ホームシックで泣いていた松下少年は、その日からつらさを忘れてしまった。
この逸話に関して、『松下幸之助 成功の金言365』を編集している人は、
心次第で、人間はどうにでもなれる。
前向きに生きていけるのだ。
とコメントしていますが、これはちょっときれいごとにしすぎではないだろうか?
心次第というよりは、これは明らかに金銭欲からだと思います。
松下さんが偉いと思うのは、このような「感激」を忘れないことだと思うのです。
私は、この話を聞くまで、初任給をもらった感激などというものをすっかり忘れていました。いや、実際感激なんてしなかったと思います。
今の日本が不幸なのは、何もかもがあたりまえで、感激が少ないからでしょうね。
計画停電のことなどもう忘れてしまった人は多いかも知れません。
計画停電のときに、当たり前にあると思っていたことが当たり前ではなかった、我々は感謝しなければならない、という人もいました。
ただ、実際に日本に満ちあふれたのは、感謝ではなく、当たり前にあるものが失われる恐怖だったと感じたのはうがちすぎでしょうか。
今日の一言)昔の感激を忘れず、また、常に感激のある人が、一番幸せ。
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私・森川は、2004年10月から2005年9月のわずか1年足らずですが、まったく売れない営業をやっていました。
売れない苦しみが骨身に染みて分かるからこそ断言できるし、だからこそ伝えたいのです。
もし、あなたが本当に売れなくて困っているのなら、営業のやり方は百万通りあるとしても、突破口はこのセミナーしかない、他の用事は後回しにして最優先で参加してほしい、と。
ここまで薦める理由は単純。売り方を知らずに客先に行っても、それはムダな時間だからです。
タイムマシンがあるなら当時の私に「そんな受注に結びつかないアポはキャンセルして、このセミナーを聞きに行け」と言いたい。
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本年の一日一言は、『松下幸之助 成功の金言365』を毎日1ページずつ読んで、自問自答するという趣向です。
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